♪ ひとりで見るのが はかない夢なら ◆ 正月に実家でごろごろしながら、テレビ。1月1日、「相棒」の元日スペシャル。「特命係、西へ!死体が握っていた数字と、消えた幻の茶器の謎…東京~京都・連続殺人と420年前の千利休の死の秘密が繋がる!?」。「元日スペシャル」だけあって、21世紀の殺人事件の謎を解くだけでなく、16世紀の千利休の死の謎をも解くという欲張った趣向で、時代劇風のシーンも多かった。年末に、本屋で『正座と日本人』(丁宗鐵著)という本を立ち読みしていたら、「千利休は胡座をしていた」というようなことが書いてあったので、利休はアグラをかくかな、と楽しみにしていたら、やっぱり正座していて残念だった。 ◆ 1月5日、「タイムショック」。いまは「超タイムショック」というのか。その「最強クイズ王決定戦7」。茶の間でごろごろしてる身分からは問題が簡単すぎてつまらない。辰巳琢郎さん(京都大学卒)が回答者のときに、「~した衛星は?」という問題。辰巳琢郎さん(京都大学卒)は「月」と回答。正解は「かぐや」だった。「~した」の「~」の部分を覚えてないのでハナシにならないが、あるいは、「地球の出を撮影した衛星は?」というような問題だったかも。それならば、正解は「月周回衛星かぐや」であるほかないだろうが、「~した衛星は?」の「~」の部分をすっとばして(耳がすっとばして)、「衛星は?」と聞かれると、反射的に「月」と答えてしまう。ワタシもそうだった。問題が悪い。「~した人工衛星は?」という出題にしてほしかった。そう思ったが、考えてみると、いまでは「衛星」というコトバの第一義は「人工衛星」であるような気もしてきて(「衛星放送」など)、「衛星」と聞かれて「月」と答えるほうが時代遅れななのかとも思った。ちなみに、衛星の周りを回る衛星は「孫衛星」というらしい。 ◇ 人間が作った人工天体の場合には、天然の衛星(自然衛星)と区別するために「人工衛星」(Artificial Satellite)と呼ぶ。 ◆ 自然衛星! なんだか、ジャイアントパンダに「パンダ」の名を奪われた「レッサーパンダ」みたいだ。 ◆ おまけ。1月10日、「欽ちゃんの仮装大賞」。これは見てないが、ふだんは開店休業状態のワタシのサイトのアクセス数が急に増えて、なにがあったのかと「検索ワード」をチェックすると、「仮装大賞 バニーガール」といった語句からの訪問が激増していた。わかったようでわからない。たしかに以前「バニーガール」という記事を書いた覚えはあるけれど、「欽ちゃんの仮装大賞」を見て、バニーガールのことが調べたくなるというひとが数多くいるというのが(といっても50人くらい)、わかったようでわからない。いや、ひじょうによくわかるような気もするが、実際にアクセスが急増する(というほどでもないが)という状況を引き起こすほどのことなのかと思うと、やっぱり不思議な気がする。さらには、ワタシの記事にたいしたことはまったく書いてないので、ちょっと恐縮。 ◆ たまにテレビを見ると、ぜんぜん退屈しない。 |
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