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◇ 留守の間に次男がめくった日めくりのカレンダーを「逃げるから苦しくなる」に変えておきました。でも、今の次男にはちょっとストレートすぎやろか?という事で、やっぱり「雨もよし風もまたよし」にしときました。 ◇ 幻の女/香納諒一:この本は作者の代表作で、賞も受賞してるのね。重厚で読み応えのある話でした。弁護士が殺された彼女の謎を追うという設定。何十にも奥行きがある話。本の中で彼女が「あなたは苦しいから逃げてると思ってるだろうけど、逃げるから苦しくなるんじゃない?」と、主人公に言うシーンがあるのね。胸に沁みる言葉ですねぇ。 ◇ どこかのお寺の掲示板に「苦しいから逃げるのではない。逃げるから苦しくなるのだ」と書いてあるのを目にしたが、「うまいことをいうな」と思った。まさしく、逃げても事は解決しはしないのである。 ◆ ウィリアム・ジェイムズの言葉らしい。 |
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◆ 4月18日付 『日刊ゲンダイ』 の、「この春入学式で見かけたバカ親たち」 というどうでもいい記事に、こんなことが書いてあった。 ◇ 「シーズーやミニチュアダックスなど4匹もの犬を入学式に引き連れてきたバカ女がいた。犬は式場に入れないと言われると、“冗談じゃないルシファーちゃんたちだって家族なのよ。入れるのが当然でしょ!” とまくしたてていた」(35歳・父親) ◆ たしかにバカ親には相違ないと思うけれども、それよりも驚いたのは愛犬の名前の方である。おやおや、ルシファーとは悪魔のことではなかったろうか? そのむかし我が子に「悪魔」と名づけて話題になった父親がいたが、いまごろどうしているだろう、とか、もうすぐキアヌ・リーブス主演の 『コンスタンティン』 が公開されるな(もう公開されてる?)、とか、さらにどうでもいいことを思いつくワタシは今年、厄年だそうだから、とにかくこんなイカレタ女性には近寄らないのが賢明だろう。 |