◆ “April is the cruelest month”(四月は一年で一番残酷な月)で始まるエリオットの詩は、もしかしたら引越屋のハナシかもしれないと、そんな馬鹿げたことを考えさせるほどに、引越屋の4月は忙しい(いや、一番忙しいのは3月だった)。しかし、1月はかなりヒマである。移動の季節にはまだ早いし、この時期に引越す必要があるとしても、たいていの人は、新年を新居で迎えたいと考えるから、少々無理してでも年末のうちに終わらせてしまう。そんなわけで、こんな時期に引越すなんて人は、すこし注意が必要である。本当は年内に引越すつもりだったんだけど、準備が間に合わなくて・・・。こういう人は、えてして、荷造りも間に合わなくって・・・、ということになりがちで、徹夜したんだけどね、エヘヘ、と笑って済ませられてはかなわない! ◆ ずいぶん以前に、引越にまつわるハナシを「引越閻魔帳」と題して書こうと思って、そう予告もしたことがあったけれど、それっきりになってしまっていた。エヘヘ。年も改まったことだし、ムカシのことは忘れて、心機一転、タイトルも新しくして、引越のことを書いてみようと思う。題して「注文の多い引越屋」。なかなかよくできたタイトルだ、と自画自賛。あいかわらず中身はまだない。 |
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