MEMORANDUM

◆ 『西の魔女が死んだ』のハナシのつづきを考えながら、今朝、コンビニでスポーツ新聞の1面の大見出しを見て、驚いた。「清志郎が死んだ」。

◇ 伝説のロックバンド「RCサクセション」を率いるなどロックスターとして活躍した忌野清志郎(いまわの・きよしろう、本名・栗原清志=くりはら・きよし)さんが2日午前0時51分、がん性リンパ管症のため都内の病院で亡くなった。58歳だった。[2009年5月3日8時58分 紙面から]
www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20090503-490071.html

◆ 上の引用はウェブ版から。タイトルは「忌野清志郎さん死去」と少々おとなしくなっている。キヨシロウには「清志郎が死んだ」のほうが似つかわしい。一度だけRCサクセションのライブに行ったことがある。高校生のころ。はじめてのロックコンサートだった。あれは、高校1年だったか、2年だったか、それとも3年だったか? 記憶があいまいだったので、ネットで調べてみると、

◇ 70年代後半から80年代のいつ頃までだろうか、京都の四条にある南座(正式名称は京都四條南座)という、何と1600年代から続く歴史ある劇場で『除夜の鐘コンサート』というライヴが開催されていた。僕自身はこのライヴに行った事が無いが、知っているのは何故かと言うと、1980年12月31日に行われた第四回に、RCサクセションが出演しているのである。いくつかのバンドやアーティストが出ていた(ジューシィ・フルーツは出演)ようだし、RCの出番がいつだったのかも不明だし、カウント・ダウンがあったのかもわからない。
blue19812nd.blog50.fc2.com/blog-entry-727.html

◆ ああ、これこれ。そうそう、南座だった。ジューシィ・フルーツも憶えてる。1980年、ということは、高校1年のときか。だれと一緒に行ったのかも思い出した。ライブが終わって、ちょっと大人になった気がした。それから、八坂神社に初詣に行って・・・。

♪ Woo 授業をさぼって 日の当たる場所にいたんだよ
  寝ころんでたのさ 屋上で タバコのけむり とても青くて

  RCサクセション 「トランジスタ・ラジオ」(作詞:忌野清志郎)

◆ 今夜は「トランジスタ・ラジオ」を聞きながら、ちょっとばかし、高校のころを思い出しながら(授業をさぼって、日のあたる場所で寝転んでたのさ、川べりの土手の斜面で)、清志郎を追悼することにしよう。

◆ 「眞宗 佛光寺派 西徳寺」の掲示板には、いつも「独自な」法語が「達筆な」文字で書かれていて、読むのが楽しい。ま、浄土真宗の寺らしくて、よろし。

◆ 左のは(いまとなっては)どうでもよくて、右の「仲よしだけを友とはよべない」にだけちょっとコメント。この標語、じゃなかった、法語を読んで、先日『泣いた赤おに』にふれて書いた、「いつまでも・どこまでも」という記事のことを思い出し、ああ、これはまさしく青鬼のことだなあ、と合点した。井上陽水も歌っている。

♪ 仲よしこよしは なんだかあやしい
  井上陽水 「青空、ひとりきり」(作詞:井上陽水)

「嘉永四年の人びと」の名前を引き写しながら、やっぱり、女性がひとりもいないな、と思い、まあ、そんなものだろう、とも思った。なにしろ、江戸時代なんだから。それでもちょっと気になって、というよりヒマな時間があったからだが、ふたたび成子天神社に石灯籠を見に行った。そうして、端からかたっぱしに名前を読んでみると、あにはからんや(使い方合ってますか?)。いたのである、たったひとり、女性が。その名は「船橋屋太兵衛娘の一」。でも、こりゃ、名前じゃないよね。いや、もしかすると、「いち」という名前なのか? とにかく、女性であることはまちがいないだろう、娘なんだから。もちろん、大年増かもしれないが・・・。

◆ もうひとつ。石灯籠の台座の名前を引き写しながら思ったのは、意外にカンタンな作業だな、ということ。いくつかむずかしい字体の漢字もあったが(廣嶌屋→広島屋、龜太郎→亀太郎)、それを除けばすんなりと入力できて、ちょっとびっくり。ただ、画像の漢字がよくわからない。「岡田屋与*衛門」「廣嶌屋吉*ヱ門」の「*」のところ。「ナ+匕」みたいに書かれている字。これは、「右」なのか、「左」なのか? どなたか、教えていただけると幸いです。

◆ BOOKOFFで、梨木香歩の『西の魔女が死んだ』を買って読んだ(105円)。キュウリグサが3度出てくる。

◇ 1) まいは立ち上がって二枚のドアに挟まれた小さいサンルームに行った。完全に外でもなく、完全に内でもないその空間には、ガラスの壁に細めの板が数枚渡してあり、小さい植木鉢や植木ばさみ、じょうろなどが置いてあった。下の方には棚はなく、長年の泥はねなどでガラスがひどく汚れていた。おまけに床のれんがには、隅の方に雑草が生えていた。〔中略〕 まいはしゃがんで、その雑草をつくづくと見た。小さな青い花をつけている。勿忘草(わすれなぐさ)をうんと小さくしたような花だ。〔中略〕 まいは目を閉じた。そしてゆっくり深呼吸し、再び開けた。この小さな青い花はなんと愛らしいのだろう。まるで存在がきらきら光っているようだ。まいはその花をそっと両手のひらで包むようにした。
梨木香歩 『西の魔女が死んだ』(新潮文庫,p,22-23)

◇ 2) まいはゆっくり時間をかけて、後片付けをし、いつものようにドアとドアに挟まれた場所の隅に咲いている小さな勿忘草(わすれなぐさ)のような雑草に水をやった。〔中略〕 そうだ、この草は、ヒメワスレナグサと呼ぼう、とまいは決めた。植物の中で、そのものよりも一回り小さい、よく似た植物を、ヒメ――と呼ぶことをまいは知っていた。
Ibid., p.127

◇ 3) 「えらい、キュウリ草がようけ咲いとるのう」
 まいも気づいた。まいがヒメワスレナグサと呼んでいた花が、見事な一株になって、咲き誇っていた。
「これ、キュウリ草っていうんですか?」
 思えば、これがまいが初めてゲンジさんに嫌悪感なしに話しかけた言葉だった。

Ibid., p.188-189

◆ 1度目は雑草として、2度目はヒメワスレナグサとして、3度目はキュウリ草として。時間がないので、つづきは帰ってから。

◆ 西新宿、成子天神社の石灯籠。「嘉永四年辛亥年九月吉日」の文字。嘉永四年は西暦では、1851年。黒船が浦賀沖に来る2年前。

◆ 〔左の画像〕 右から、魚屋林蔵、美濃屋新兵衛、大野金五郎、川越屋鉄五郎、北川吉五郎、岡田屋与左?衛門、笊屋傳次郎、灰屋今治郎、桶屋市五郎、舛屋安太郎、印判屋助治郎。

◆ 〔中の画像〕 右から、萬屋、綿屋、素麺屋、中野屋。

◆ 〔右の画像〕 右から、廣嶌屋吉左?ヱ門、玉川半蔵、八百屋龜太郎、合羽屋七五郎、星野与三郎、常陸屋平兵衛、中嶌屋友吉、鰯屋卯兵衛、三河屋半蔵、桶屋吉五郎。

◆ そのうち、時代小説でも書くことがあったら、使ってみることにしよう。

◆ 昨日の朝、道路の真ん中にアゲハがとまっていた。例によって、近づいて写真を撮った。何枚か撮って、車に轢かれるとイヤなので、立ち去った。

◆ しばらく歩いてからようやく、あの蝶も車に轢かれるかもとと思った。すこし迷ったが、引き返して、蝶に触れた。生きてはいたが、飛び立たない。道路の端に蝶を置いたら、よろよろと飛び上がり、すぐまた近くの路上に着地した。今度は羽を広げたままだ。また写真を撮った。羽の一部が欠けていた。以前「落ちたハト」という記事を書いたのを思い出した。

◆ 「食事処・酒処」の看板とはいえ、「おけさ」を「おさけ」と読んでしまうようなら、この時勢、多少の反省が必要かもしれない。とはいえ、「おけさ」は「おさけ」と無縁ではなさそうで、

◇ 【おけさ】 新潟県の民謡。おけさという遊女を唄った酒盛り唄の歌詞が、熊本県牛深から伝えられた「はいや節」の曲と結び付いて花柳界で流行したもの。「新潟おけさ」「出雲崎おけさ」「長岡おけさ」「柏崎おけさ」などがある。おけさ節。
三省堂 『大辞林』

◆ では、「おこと」を「おとこ」を間違えるとどうなるか?

◇ 美しい音色を奏でる、おこと演奏家が、甘い声を18歳未満のおとこにかけ、御用になった。
www.sanspo.com/shakai/news/090327/sha0903270504009-n2.htm

◆ 容疑者は、大阪市天王寺区の「おとこ」の地歌箏曲演奏家(61)だそうで、

◇ 一方で、芸を磨いてきた**容疑者は“ゲイ能”活動も積極的だったよう。