MEMORANDUM

◆ 京都市交通局の磁気カード型乗車券は「トラフィカ京カード」。このあいだ使ったのが、これ。レッサーパンダ。「コズエ」というらいい。なかなかかわいい。岡崎の動物園に寄ろうかも思ったが、時間がなかった。

〔京都市動物園〕 市バス・地下鉄専用トラフィカ京カード「コズエ」が発売されました。人気者だったレッサーパンダの「コズエ」が平成21年4月16日に亡くなりました。多くの皆様に愛されてきた「コズエ」を記念して製作したものです。
www5.city.kyoto.jp/zoo/news/20090611-885.html

  ビッキ

〔河北新報〕 新球団創設から5年、プロ野球パ・リーグの東北楽天ゴールデンイーグルスがきのう、クライマックスシリーズ(CS)に進む3位以内を決めた。宿敵西武ライオンズを直接対決で突き放しての初のAクラス。東北の多くの野球ファンとともに、喜びに浸りたい。
www.kahoku.co.jp/shasetsu/2009/10/20091004s01.htm

◆ 「日刊スポーツ」に楽天の4番、山崎武司の手記が載っていた。

◇ 5年前は、それこそ、子供のころテレビで見ていた「レッドビッキーズ」みたいだったもん。悔しいのか悔しくないのか分からなかったよね。負けても「また明日」みたいな。最近は、選手に悔しさが出てきたのが、いい傾向。
「日刊スポーツ」(2009年10月4日付2面)

◆ 親切なことに「レッドビッキーズ」の説明もある。

◇ 昭和50年代にテレビ朝日系列で放送されたテレビドラマ。石ノ森章太郎の原作で主人公は林寛子が演ずる女子高生の江咲令子。野球好きが高じて少年野球チーム「レッドビッキーズ」の監督に就任し、初回0-30のデビュー戦から優勝にまでのし上がる奮闘ぶりを描いた。「ビッキ」とは東北地方の方言でカエル。劇中に流れた「ビッキービッキー赤ガエル♪ 車にひかれてヒキガエル」の歌は、当時の小学生の間で流行した。78年1月から12月まで放送された「がんばれ!」シリーズと、80年8月から82年3月まで放送された「それゆけ!」シリーズがある。
Ibid.

◆ ビッキといえば、北海道に彫刻家の砂澤ビッキ(1931-1989)がいる。

〔あさひかわ新聞〕 一九八九年(平成元年)、五十七歳で夭折したビッキは、一九三一年(昭和六年)、旭川市近文(現緑町)に生まれた。父トアカンノ、母ベアモンコロ。先住民アイヌの血を引く。本名は恒雄。ビッキとは、アイヌ語で蛙(カエル)のこと。子ども時代の愛称だという。彼は終生、この名前を愛して使い続けた。
www.eolas.co.jp/hokkaido/kitashin/column/2007/0123.html

◆ ここはのんちゃんチ。赤いテントシートに「のんちゃん」と書いてあるから、すぐわかる。ついでにスナックもやってるかもしれないけど、ここはのんちゃんチ。焼きそばも売ってるかもしれないけど、それでもここはのんちゃんチ。もうおばあちゃんかもしれないけど、のんちゃんは死ぬまでのんちゃんだから、ここはやっぱりのんちゃんチ。

◆ のんちゃんチのとなりには、みぃちゃんチ、そのとなりにはあっこちゃんチ。それから、ふぅちゃんチにかずちゃんチ。みんななかよく軒をならべてる。青、緑、黄色、それからまた赤、色とりどりのテントシートには、それぞれ「みぃちゃん」「あっこちゃん」「ふぅちゃん」「かずちゃん」とひらがなで書かれてる。そんな街があったら楽しい。

♪ 八百屋のみぃちゃんにも お医者さんちのあっこちゃんにも
  静かに夜は来る みんなの上に来る
  甘ったれのふぅちゃんにも 鼻ったれのかずちゃんにも
  静かに夜は来る みんなの上に来る

  矢野顕子 『ごはんができたよ』(作詞:矢野顕子)

◆ そうそう、「スナック三姉妹」なんてのもあった。お気に入りの写真のひとつ。こちらは「五月」「お竜」「富士」と漢字もはいって、だいぶ大人っぽい。ちょっと気軽にははいれない。

◆ しばらく会ってないけど、のんちゃんは、元気かなあ?

◆ 「ひれかつコーヒー」は、もしかすると、ふつうのヒレカツにコーヒーベースのソースをかけたものかも、と思いもしたが、それでは、ひれかつコーヒーではなくて、「コーヒーひれかつ」になってしまうのでは、という気がしてアマタのなかで却下した。これはカレーライスとライスカレーみたいなハナシで、どうも日本語では後ろにくるコトバが基準になるようだ。

◆ 東急田園都市線に池尻大橋という駅があって、どこにそんな橋があるのだろうと思ったことがあるけれど、そんな名前の橋はいくら探しても見つからない(と思う)。池尻という地名と大橋という地名があって、それをつなぎ合わせたのが「池尻大橋」という駅名なのだった。《Wikipedia》の「駅名の由来」によると、

◇ 玉川線時代には世田谷区池尻町に「玉電池尻」、目黒区上目黒に「大橋」、それぞれの電停があった。このほぼ中間地点に設置されたことから「池尻大橋」の名称とされた。「池尻大橋」という名の橋は存在せず、いわゆる複合駅名である。なお、その後目黒区側の地名は玉川通りを境に大橋二丁目と東山三丁目に分かれている。開業直前までは「大橋池尻」駅となる予定で、実際に自動券売機で発売される乗車券の試刷りがプレス発表されたものには「大橋池尻」と印字されていた。
ja.wikipedia.org/wiki/池尻大橋駅

◆ 《Wikipedia》は項目によって出来不出来の差が大きいが、こういった記述はうれしい。もし、駅の名が「大橋池尻」だったら、「池尻大橋」というありもしない橋のことなど考えずにすんだだろう。

◆ 「ひれかつコーヒー」は、いったいどんな味がするのだろう? コーヒーの上に大きなヒレカツ。コーヒーカップが小さすぎて、収まりきれずにカップからはみでている。あるいは、大きなヒレカツを無惨にも細切れにして、コーンスープのクルトンよろしく、コーヒーの上に極小の角切りヒレカツが浮かんでいる。あるいは、ヒレカツのエキスを抽出して、コーヒーに隠し味として混ぜてある。そんな風に「ひれかつコーヒー」をあれこれ想像してみるのは、とても楽しい。おいしいかどうかは別にして。

◆ 司馬遼太郎の『三浦半島記』から、さらにひとつ。

◇  青砥伝説を、すこしつづける。
 藤綱は、もと無名の人だった。その苗字が依って来る青砥という在所は、いまの東京都域の武蔵国葛飾郡に青があり、またいまの横浜市緑区にも青砥がある。
 明治期に活躍した歴史家久米邦武(1839~1931)などは、藤綱そのものが実在しなかったともいう。しかし『結城文書』には鎌倉の”引付番”としてその名があるというから、にわかなことは言いがたい。

司馬遼太郎 『三浦半島記 街道をゆく42』(朝日文芸文庫,p.119)

◆ 京成線に青砥(あおと)という駅があるが、その所在地は東京都葛飾区青戸。青砥と青戸、「砥」と「戸」の漢字表記の違いについては、

◇ 地域の有力権力者・青砥藤綱公に絡む地名なのだが、砥の字が読みづらかったので、当て字的な「青戸」という名前が使われることによって読みやすくしたという説が有力。
www4.machi.to/bbs/read.cgi/tokyo/1204148319/

◆ というように、ワタシも青砥が本来の表記で、青戸は当て字だと思っていたのだが、どうもそうではないらしい。

◇ 寛政七年(1795)に著された地誌『四神地名録』(古川辰著)に青戸の表記が二通りあることを地元の古老に尋ねた回答が記されています。「砥の字はかくに六ツかしく、悪筆などにてはよめかねる文字故に、かきよき戸の字に書し候」とあり、この頃すでに「青砥」という表記も行われていたことが分かります。その理由は、書くのが難しく悪筆の者の手になると読みづらいので「戸」の文字を用いるようになったというのです。しかし、歴史的には前後関係が逆で、戸の字の方が古くから用いられているようなので、この説をにわかに信ずることはできません。むしろ、鎌倉時代の幕臣・青砥左衛門藤綱の事跡が、江戸時代の大衆読み物にしばしば採り上げられた結果、藤綱がこの地に居住したとの俗説が生まれ、これに因んで「青砥」と表記するようになったのだと思われます。
www4.machi.to/bbs/read.cgi/tokyo/1204148319/

◆ 《Wikipedia》によると、

◇ 青戸は古文献において「青津」「大戸」「大津」などと記されることもあり、表記が青戸に定着して以後もしばらく「おおと」と発音されていた。このことからも解るとおり、この地は古来、大きな港を抱えた土地であったようである。
ja.wikipedia.org/wiki/青戸

◆ また、『東京地名考』(朝日新聞社会部編)によると、

◇  地名は、古今を通じ青戸である。京成電鉄の駅名・青砥の文字は「むかしから公称として使われたことは一度もない」と『葛飾区史』も念を押す。
 「村名の起りは青砥左衛門の城跡に御座候」と青戸村名主が慶応四年(1868)に記しているように、鎌倉幕府の名判官・青砥藤綱が晩年をこの地で過ごしたと地元で信じられていた。滑川(鎌倉)に落とした銭十文を五十文使って捜させた逸話で名高い人物で、駅名は藤綱による。青戸=青砥説は、地名の類似から、また葛西城を藤綱の居宅跡と誤り伝えたことから生じたらしく、いまだに混乱があるそうだ。

朝日新聞社会部編 『東京地名考』(朝日文庫,下巻,p.85)

◆ というわけで、素人としては、にわかなことは言いがたい。とりあえず、横浜の青砥の写真を探しているところ。

◆ 三浦大根で、「ハマの番長」と呼ばれるプロ野球選手を思い出した。横浜ベイスターズの投手、三浦大輔。こどものころに、「三浦大根」とあだ名された過去もあるのではと思ったが、奈良県の出身だそうで、その可能性はほとんどないだろう。せっかくなので、《三浦大輔オフィシャルブログ「ハマの番長」》を覗いてみたら、内容はさておき、改行だらけなのに驚いた。たとえば、

◇ 本… 〔4行アキ〕 読みながら… 〔3行アキ〕 40分間… 〔3行アキ〕 半身浴で… 〔3行アキ〕 めっちゃ… 〔3行アキ〕 汗かいた! 〔3行アキ〕 マンガやけどね・・・・ 〔4行アキ〕 ヨ・ロ・シ・ク!!
ameblo.jp/daisuke18/entry-10353214788.html

◆ てな具合。「ヨ・ロ・シ・ク!!」というのが決め台詞なようだ。三浦大根にかぎらず、有名人(芸能人)のブログは、こんな改行だらけの書き方が流行っているらしい。

◇ こないだテレビで矢口真里さんが言ってたんですが、アメブロでブログを書いているタレントさんは、PVを稼いでランキングを上げるためにたくさん改行を入れるようにしているそうです。そうするとケータイで見たときにたくさんページ分割されてアクセス数が上がるんだそうです。
blog.fkoji.com/2009/01292319.html

◆ PV(ページビュー:ページごとにカウントされるアクセス数)が増えると、なにかいいことでもあるんだろうか。きっとあるんだろうなあ、どうでもいいけど。個人的には、「改行だらけ」のだらけた気分が好きではないが、ひとそれぞれ。それでケッコウ毛だらけネコ灰だらけ。