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◆ 銭湯に行って風呂から上がると、テレビになんの番組かはしらないが草間彌生が出ていたので、ちょっと観てから帰ろうと思ったら、どこからか手が伸びてきてチャンネルを変えられた。今度は古館が出ていて、アルカイダではなくて、IRLの可能性もありますね、などと言っている。ロンドンのはなしらしい。それにしても、なんなんだ、IRLってのは! チャンネルを変えたひとはもうとっくに帰ってしまった。ワタシもそそくさと帰り支度をすることにした。 |
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◆ 梅雨は鬱陶しい、と書いたらトンデモナイ暑さになってしまった。雨そのものが嫌いなわけではないけれど、仕事中にズブ濡れになるのもたまには気持ちのいいものだけれど、毎日だとウンザリする。しかし、それにもましてウンザリするほどの暑さだった。暑いのも嫌いではないけれど、せいぜい30度ぐらいにしてほしい。35度でもいいけれど、夜だけは涼しくなってほしい。なにせウチにはエアコンがない。というわけで、雨乞いに、てるてる坊主でも作ってみようかと思った。思ってすぐに、あれは雨乞いのためのものではないことに気がついた。あぶないところだった。いや、てるてる坊主の役目をカン違いしたこと自体がすでにアブナイ。暑さでアタマがやられたのかもしれない。 ◆ いま雨が降っている。すこし涼しい。ワタシの願いが、てるてる坊主を作ってしまおうかとするほどのワタシの願いが通じたのかもしれない。雨の神さま、どうもありがとう。もしかすると、インドのヒキガエルのおかげかもしれない。
◆ このカエルの結婚式はインド各地で行われているようで、ヴァラナシ (Varanasi) でも、22日に挙行されたらしい。 ◇ People cheered, blew conches and sang songs, as the priest solemnized the marriage to the chanting of Hindu hymns by putting streaks of vermilion on the female toad’s head. / “It is believed that frog marriages please the rain god “Indra” as they live in water. So, to pray for good rains, we conducted the marriage,” said Santosh Ojha. ◆ 雨の神さまの名はインドラ。雨はまだ止まないが、仕事に出かけるとしよう。 |
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◆ 先日、おもしろいハナシを聞いた。札幌地下鉄の車内でのこと。スーツ姿のサラリーマンが乗車してくる。座席は空いていないので、カバンを網棚へ載せようと腕を上げる。腕を下ろした瞬間、その男性の前に座っていた女性がドキリとする間もなく、カバンはその女性の頭上へと落下する。男性は自分が引き起こした事態がよく飲み込めず、狐につままれた顔をしている。女性は痛そうにアタマをさすっている。いったい何が起こったのか? だれが悪いのか? ◆ どうやら、札幌の地下鉄ではこのような事態が日常的に起こっているようなのである。 ◇ その日、I さんの友人は地下鉄車内で座っていたんだって。そこへ大きな荷物を持った人が乗り込んできて友人の目の前に立ち、大きな荷物を網棚へあげる動作をしたそうです。「ガスッ!」 「!!!」 哀れ、座っていた I さんの友人の頭に大きな荷物はヒット! おでこと鼻は真っ赤になり、言葉では言い尽くせない痛みと驚きと荷物が降りかかってきた I さんの友人。きっとこの加害者(!)は東京の人、というのが I さんと友人の見解。 ◇ 札幌の地下鉄には網棚がありません。転勤者はこれで一度は失敗します。地下鉄に乗り込み 「いつもの習慣」 で書類を 「網棚」 に置こうとして手を離した瞬間ハッと気が付くのです。網棚がない! 書類は座っている方の膝にどさ! すみませ~ん!、と平謝りです。私も失敗しました。私の上司も失敗しました。道産子のみなさん、いつも転勤者がご迷惑をおかけして申し訳ありません。 ◇ 札幌の地下鉄には網棚がない。枠はあるのだが、網が張っていない。なぜなのか? という疑問はさて置き、危険ではないだろうか? わしはてっきりあるものと思って、勢いよく荷物を放り投げてしまいました。幸い、他人に迷惑・危害は与えなかったものの、下に赤ちゃんでもいたらと思うと、ぞっとします。地方色があるのは結構だが、全国一律の規格も重要ではなかろうか。 ◆ 札幌の地下鉄には網棚がないそうである。ワタシは札幌に五年も住んでいながら、そのことに気づきませんでした。そもそも網棚にカバンを載せる習慣がないし、乗っても数駅だから、気にならなかったのでしょう。では、なぜ網棚がないのか? ◇ さっぽろの地下鉄車内には網棚(座席の上の荷物置き)が有りません。これは、忘れ物の防止と、故意に忘れていく新聞や雑誌で車内が汚れない為だという事ですが( 車両コストも少しは違うでしょうね)、出張者や観光客が有るものと思い込み放り上げる荷物が座っている人の頭を直撃!!気まずい空気が流れる事もしばしば・・・です。 ◆ 教訓。習慣とはコワイもの。あなたの常識はたんなる思い込みかもしれぬ。網棚があるかどうか指差し確認。あるいは、頭上に注意。居眠り厳禁。備えあれば憂いなし。念のためヘルメット着用。 |
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◆ 手元に知り合いからもらった美術展の招待券が2枚あって、だれか一緒に行くひとはいないかと心当たりを探してみるが、見つからないまま会期も終わりに近づき、しようがないのでひとりで行くことに決める。そんなとき、余った1枚のチケットをどうするか。チケット売り場に並んでいる列の最後尾にいるひとに進呈することしよう、そう決めて美術館へと向かう。なにを期待するわけではないけれど、たまたま一番後ろに並んでいたひとが、ほっそりとした若い女性で、声をかけるのを一瞬ためらった隙に、小太りの中年のオバサンがふたりどこからともなくやってきて、「あら、チケットあまってるの? 遠慮なくいただくわ」と、こちらがなにも言い出さないうちになぜわかったのか不思議なのだが、手を差し出してしまっている。そのときにようやく、前の若い女性が何事かと後ろを振り向き、その顔を初めて目にしたところが、「ああ! なんという運命のいたずらだろう、ワタシは千載一遇のチャンスを逃してしまった!」、と思わせるほどの器量の持ち主だった。ワタシはもはや展覧会を観る気力が失せている。オバサンたちに、「はい、どうぞ」とチケットを2枚手渡して、そそくさと美術館をあとにする。そんな悲劇か喜劇かわからぬハナシを妄想しながら、美術館に着き、チケット売り場の列を確かめる。最後尾は、真面目そうな若い男性で、さいわいなことに、悲劇も喜劇も起こりはしなかった。 |