MEMORANDUM

  ワタスゲの綿毛

◆ 見たことはないが、ワタスゲの綿毛がいまあちこちで見頃だそうだ。あちこちの新聞にそう書いてある。

〔朝日新聞(栃木) 2012/06/28〕 日光国立公園内にあり、ラムサール条約登録湿地のひとつでもある奥日光の戦場ケ原で、木道沿いに生えている樹木のズミの枝が人為的に切断されているのが27日わかった。戦場ケ原はズミの花期が終わり、ワタスゲが白い綿状の果実をつけ、湿原一面を彩る時期。地元では、撮影のために枝を払ったとも推察しており、心ない行為に関係者は嘆きの声をあげている。
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001206280002

〔東奥日報 2012/06/27〕 県内は27日、高気圧に覆われて晴れ間が広がり気温が上昇、各地で汗ばむ陽気となった。青森市の田代平湿原ではワタスゲの群生が見ごろを迎え、ふわふわした綿帽子が初夏の風に揺れていた。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2012/20120627202249.asp

〔北海道新聞 2012/06/26〕 後志管内倶知安町のニセコアンヌプリ中腹、標高570メートルにある鏡沼周辺の高層湿原で、カヤツリグサ科の多年草「ワタスゲ」が見ごろを迎え、緑色のじゅうたんに浮かぶ白い綿毛がトレッキング客らの目を楽しませている。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/382929.html

〔読売新聞(群馬)2012/06/24〕  片品村の尾瀬国立公園の尾瀬ヶ原で、白いワタスゲが見頃を迎え、緑の湿原にアクセントを加えてハイカーの目を楽しませている。
 ワタスゲの花は黄色で早春に終わり、白い部分は花の咲いた後に出来る2~3センチ程度の「果穂(かすい)」と呼ばれる部分。この時期にタンポポのように湿原に現れる。
 尾瀬ヶ原では、山の鼻―牛首間の木道近くなどに群落が広がり、時折風に吹かれて綿毛を飛ばしている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120623-OYT8T01236.htm

〔下野新聞 2012/06/22〕 現在の奥日光は、青葉若葉が生えそろい新緑がまぶしい。戦場ケ原では白ズミの花や、ふわふわした綿帽子のようなワタスゲが真っ盛り。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120621/810183

〔福島民友 2012/06/13〕  南会津町と昭和村にまたがる国天然記念物「駒止湿原」のワタスゲが間もなく見頃を迎える。高原の遅い初夏の風に穂が揺れ、県内外から訪れる観光客に安らぎを提供している。
 ワタスゲは本州の中、北部の高原湿地に群生するカヤツリグサ科の多年草。楕円(だえん)形の花穂を付け、綿状の白毛を持つ。

http://www.minyu-net.com/flower/summer/120613/summernews1.html

〔北海道新聞 2010/07/01〕 日本最北の高層湿原として知られる上川管内美深町の松山湿原で、初夏の訪れを告げるワタスゲの綿毛が風に揺れている。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/239363.html

〔北日本新聞 2009/07/13〕 立山・黒部アルペンルートの弥陀ケ原(1930メートル)で、多年草のワタスゲが真っ白な綿毛を付けている。12日も、登山道脇で風に揺れるかれんな姿をハイカーらが眺めていた。ワタスゲは高山湿地帯に自生する。6月ごろに花を咲かせた後、茎の先端に白い綿毛を付ける。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090713/23837.html

〔信濃毎日新聞 2009/06/25〕 山ノ内町志賀高原にある前山湿原で、真っ白なワタスゲの綿穂が見ごろを迎えている。志賀高原ガイド組合によると、5~6月に寒い日が続いたため例年より1週間ほど遅れている。ワタスゲは花が終わると白い綿穂をつける。同湿原では一面に広がる綿穂が風になびいて揺れている。
http://www8.shinmai.co.jp/flower/2009/06/25_010113.php

〔下野新聞 2009/06/17〕 奥日光の戦場ケ原で、群生するワタスゲの白い綿毛が見ごろを迎えた。初夏の高原の風に揺れ、ハイカーらの目を楽しませている。
http://www.shimotsuke.co.jp/town/tourism/plants/news/20090617/161217

〔福島民友 2009/06/14〕 北塩原村のデコ平湿原でさわやかな風を受け真っ白なを付けたワタスゲなどの花々が見ごろを迎え、高原に初夏の訪れを告げている。
http://www.minyu-net.com/news/topic/0614/topic2.html

〔福島民報 2009/06/13〕 南会津町と昭和村に広がる国の天然記念物の駒止湿原では、ワタスゲが見ごろを迎えている。南会津町側入り口の大谷地では、綿毛のようなふわふわとした純白の果穂が風に揺られ、訪れたハイカーの目を楽しませている。
http://www.minpo.jp/pub/topics/hanakikou/2009/06/post_61.html

〔東奥日報 2008/06/17〕 高原を吹き抜ける風に、フワフワと揺れる白くかわいらしい綿毛−。八甲田の田代湿原に高山植物のワタスゲが一面に広がり、日に日に緑色を深める湿原と、鮮やかなコントラストを描いている。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080617144442.asp

◆ 気がつくと、2008年にまで遡ってしまっていたが、さすがに新聞だけあって、「綿胞子」などという記述はなかった。どうでもいいが、福島民友はキティちゃんも読んでるらしい。

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