MEMORANDUM

  トーマスはでんしゃ

◆ 祐天寺駅前のカレー店「ナイアガラ」は、注文したカレーをミニSLが座席まで運んでくるというのでよく知られたお店。やってきたのはきかんしゃトーマスだ。前の座席にいた子どもが喜んで、

◇ 「しゅっしゅっぽっぽ、しゅっしゅっぽっぽ」

◆ と繰り返している。思わず頬が緩む。トーマスがその子の目の前で停車する。

◇ 「うわあ、でんしゃがきた! トーマスだあ!」

◆ えっ? いまさっき、自分で「しゅっしゅっぽっぽ」と言ってたのに。思わず眉間に皺が寄る。「トーマスは電車じゃないぞ」と説教したくなる(でも、親がいるので我慢する)。おまけに、そのあと、ワタシのカレーを運んできたのは、トーマスではなくて、おばちゃんだった。どうして? まあ、トーマスだからってとくにうれしくはないけれど。なんだか腑に落ちない。

◆ というようなハナシを、次の日に、26歳の仕事仲間(男性)のしたところ、「レールの上を走っているのは、みんな電車なんです。なにもおかしくはありません。ところで、トーマスはどうして人の顔をつけてるんですか?」 知るか、そんなこと。

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