MEMORANDUM

  巡視船みずき

◆ 「みずき」という船がある。近ごろ話題の海上保安庁の巡視船。石垣海上保安部(第十一管区)所属のPS型。名の由来は知らない。《Wikipedia:巡視船》によると、PS型巡視船の船名は山の名から取られることが多いとのことだから、「みずき山」という山がどこかにあるのかもしれないが、よくわからない。ただ、まちがってもハナミズキには由来していないだろうと思う。

〔Wikipedia:びざん型巡視船 (2代)〕 本来、巡視船艇の船名は転属に伴って改名されるが、九州南西海域工作船事件に従事した7番船のみずきはその功績から例外として転属後もその名を留めている。みずきは尖閣諸島中国漁船衝突事件にも従事している。
ja.wikipedia.org/wiki/びざん型巡視船 (2代)

◆ 「九州南西海域工作船事件」当時、「みずき」は福岡海上保安部(第七管区)所属の船だった。

〔Wikipedia:九州南西海域工作船事件〕 九州南西海域工作船事件(きゅうしゅうなんせいかいいきこうさくせんじけん)とは、2001年(平成13年)12月22日に発生した不審船追跡事件のひとつ。不審船は巡視船と交戦の末、自爆し、自沈している。後の調査により北朝鮮の工作船であった事が確定し工作船事件と呼称を変えた。
ja.wikipedia.org/wiki/九州南西海域工作船事件

◆ 正直なところ、こんな事件があったことすら知らなかった(あるいは、知っていたかもしれないが、すぐに忘れてしまった)。ただ、数年前、横浜赤レンガ倉庫あたりをぶらついていたときに、「工作船展示館」と書かれた建物が目に入り、ちょっと気になったので、入って見たことがあった。そのとき、これも正直なところ、入るまえに「工作船」というコトバでイメージできたのは、小学生が学校の授業かなにかで「工作」して作ったおもちゃの船のたぐいでしかなかったから、この展示館に入って北朝鮮の本物の「工作船」を目の当たりにしたときには、かなりたまげた。この展示館の正式名称は《海上保安資料館横浜館》

◆ 海上保安庁にとくに関心があるわけではない。しばらく前に流行った『海猿』というテレビドラマも見たことがない。なんの関心もなくても、たまたま写真に撮っていたりもすることがあって、そのことをなんとなく思い出して、その写真を引っだしてみた。巡視艇「まつなみ」。

〔海鷲の末裔〕 「まつなみ」は通常は航路哨戒や警備救難任務を行うPC型巡視艇であるが、国内外のVIPに対する迎賓艇としても使用される。〔中略〕 迎賓艇として使用する為の貴賓室や会議室も設置されている。一見すると大型プレジャーボートの様な外観をしている。
island.geocities.jp/torakyojin88/matsunami.html

◆ 「迎賓艇」というコトバをはじめて知った。

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