♪ はるかな はるかな見知らぬ国へ ◆ 殺風景な部屋の壁に世界地図でも貼ってみようか。 ◇ そもそも島は地図に描きやすいし、その意欲を強く掻き立てるものだろう。私の個人史を振り返っても、奥尻島、知夫里島、真鍋島などで、気が付いたら地図づくりに励んでいた。もっとも、島では、ほかに何もすることがなかったからだが……。 ◆ 旅行の嫌いだった塚本邦雄は自室で空想の島の地図を描き、旅好きな木下直之は島に遊んで現地でその島の地図を描いた。ううん、ワタシの「個人史」に、島の地図を描いたというページは、残念ながら、ないなあ。ときに、おもしろいなと思う島の形にも出会うけれど、思うだけなので、すぐに忘れてしまう。ところで、奥尻島が北海道にあるのは知っているけど、知夫里島、それから真鍋島というのは、いったいどこにあるのだろう。 |
このページの URL : | |
Trackback URL : |