MEMORANDUM

  地図を描く

♪ はるかな はるかな見知らぬ国へ
  ひとりでゆく時は船の旅がいい

  井上陽水 「つめたい部屋の世界地図」(作詞・作曲:井上陽水)

◆ 殺風景な部屋の壁に世界地図でも貼ってみようか。

◇ そもそも島は地図に描きやすいし、その意欲を強く掻き立てるものだろう。私の個人史を振り返っても、奥尻島、知夫里島、真鍋島などで、気が付いたら地図づくりに励んでいた。もっとも、島では、ほかに何もすることがなかったからだが……。
木下直之 『世の途中から隠されていること』(晶文社,p.302)

◆ 旅行の嫌いだった塚本邦雄は自室で空想の島の地図を描き、旅好きな木下直之は島に遊んで現地でその島の地図を描いた。ううん、ワタシの「個人史」に、島の地図を描いたというページは、残念ながら、ないなあ。ときに、おもしろいなと思う島の形にも出会うけれど、思うだけなので、すぐに忘れてしまう。ところで、奥尻島が北海道にあるのは知っているけど、知夫里島、それから真鍋島というのは、いったいどこにあるのだろう。

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