◇ 「チンチン電車」という言葉は、クラスの女の子の前ではタブーだった。「チンチン」がよくないのだ。しかし、「都電」などと呼ぶものはだれひとりいなかった。「都電」という名前を知ったのは、小学校高学年になってからのことだった。
町田忍 『昭和なつかし図鑑 私が原っぱの少年だったころ』(講談社文庫,p.264)
◆ 都電のことはよく知らなくても、京都にもワタシが中学のころまでは市電が走っていたのだから、同じようなことを書けそうなものだが、そもそも「チンチン電車」と呼んでいた記憶がない。たんに「市電」と呼んでいたような気がする。だから、「チンチン電車」と女の子の前で発語することがタブーだったのかどうかもよくわからない。いま、何度も「チンチン」と書いているが、なんということもない。そもそも、「チンチン」というコトバを使っていたのかどうかも怪しい。これが「チンポ電車」だったら、ちょっと困っただろうけど。というわけで、「チンチン電車」については、とくに書くことがない。その代わりといってはなんだが、「ババ」というコトバを思い出した。
◇ ダウンタウン浜ちゃんは「ババして」とウンコする事を言っていた。つまり関西圏一部ではウンコの事をババと言うらしい・・・・
glassjaw.exblog.jp/11646180/
◆ その通り。京都でも、ババと言っていたので、以下のハナシの多くは共感して読める。
◆ 高田馬場、馬場下町、馬場下前。
◇ 「高田馬場」を「馬場」という人が居るが、関西人にとってはちょっと恥ずかしい。(ババ=ウンコ の意)
piza.2ch.net/train/kako/988/988419767.html
◇ 〔道浦俊彦/とっておきの話〕 早稲田大学の学生時代、大学の本部と文学部キャンパスの間の交差点の地名が、「馬場下町」で、関西出身の学生は入学後しばらく「クスクス・・・」と頭の中で思っていた(と思う)のですが、
www.ytv.co.jp/announce/kotoba/back/2601-2700/2631.html
◇ ウンコのことを関西では「ババ」という。余談ではあるが高田馬場にある『馬場下前』というバスの停留所は関西の人にとって「ウンコしなさい」といわれているようでおもわず便意をもよおしてしまう。
『ペット用語事典 犬・猫編』(改訂版,ワンダーブック,p.422)
◆ 馬場くん、馬場さん。ジャイアント馬場。
◇ ちなみに、関西では馬場という苗字の人は小学校を卒業するまではいぢめられます。理由:ババ=うんこ だから。その為、ジャイアント馬場は、「でかいうんこ」と呼ばれ、トランプのババ抜きは「糞抜き」と呼ばれます。
www.geocities.co.jp/Playtown-Bingo/2386/book_11.html
関西では「ウンコ」を「ババ」若しくは「ババタン」と呼称するが、故に「馬場文夫」やら「馬場文子」なんぞと云う名前は、既に最初から人間として認めてさえ貰えぬ世にも不幸な名前であり、転入生「馬場文夫」君に於いては、東京から引っ越してきたと云う更なる不幸をも背負っており、当然の如くすっかり大阪弁に染まる迄皆にどつかれていたが、しかし東京っぽさが抜けた後も、その名前の宿命として結局「ババ踏み(ウンコ踏み)」と虐められ続けた。
http://www.acidmothers.com/cgi-bin/magz/jt/jt049/
◇ 〔Wikipedia:アジアン〕 馬場園梓(ばばぞの あずさ、1981年3月1日 - )はボケ担当。立ち位置は向かって左。大阪府堺市南区原山台出身。B型。通称「馬場ちゃん」。小さい頃は、名字と太っている風貌から「うんこまんじゅう」と呼ばれていた(本人談)。「サモハンキンポー」、「ジャイアント馬場園」とも言われていた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アジアン
◇ 私は、アントニオ猪木派なので、ジャイアント馬場は好きではなかった。関西の人ならご存じのように、馬場 = ババ = うんこ、となり、私もそうだが、一番なりたくない嫌な苗字NO.1が、馬場なのだ(全国の馬場さんスイマセン)。馬場くんや馬場さんで、いじめられなかった人は、関西にはいないはず!。特に大阪では、馬場くんと馬場さんに対するイジメは壮絶を極める。私も小中高の学生の間に出会った数名の馬場くんや馬場さんで、いじめられなかった人は、見た事が無い。だから、「うんこ」という意味を持つ、ジャイアント馬場は好きになれなかった。当然だと思いませんか?「大きなうんこ」ですよ! 「大きなうんこ」という名前の人を好きになれますか?。「大きなうんこ」を尊敬できますか??
narcis.blog108.fc2.com/blog-entry-32.html
◇ 〔ズバリ式!! プロレス用語大事林〕 【ババ】(方言名) 関西弁で言うところのウンコさん。「子供の頃、ジャイアント馬場って初めて聞いた時ビックリしたわぁ~。関西弁に訳すと巨大なウンコやで!」(明石家さんま・談)
www.geocities.co.jp/Athlete-Crete/6447/jitenn.htm
◆ ついでに、アントニオ猪木、またはジャンボ鶴田(この手の表現はワタシは知らなかった)。
◇ 例えば、ちょっと汚い言葉だが、ババと言えば、ウンチの事。従って、ジャイアント馬場は、子供の頃からすっごいインパクトある名前だったわけ。高校時代、まだ猪木と馬場がタッグを組んでプロレスをやっていたので、授業中にトイレに行きたい奴は、「先生、猪木危ない」と叫んで、トイレに走っていったものである。その心は、「馬場が出る」。猪木がピンチの時はタッグを組む馬場が出る。馬場=ババ=ウンチである。
bbridge.exblog.jp/2961745/
◇ そいつは、突然やってきた。そいつの名前は、便意。猪木ピンチ猪木ピンチ、猪木ピンチで、ババが出る。これで、世代がわかる。馬場・猪木がタッグを組んでたって、いつの時代や。
saiyoba.blog.drecom.jp/archive/1200
◇ そう言えば、小学生のときウンコがしたくなったらよく「猪木ピンチ!」と言ったものです。ご存じない方のために解説すると、昔アントニオ猪木とジャイアント馬場がタッグ・チームを組んでいて、猪木がピンチになると馬場が出ました。故に、猪木ピンチ!→馬場出る!→ババ出る! あ、でも、これでは関西の方以外には解りませんね。関西ではウンコのことをババと言います。ババは主にヒトのウンコであり、動物のウンコの場合はフンと言います。だから関西ではババフミコとかババフミオという名前は笑われるのです。
homepage2.nifty.com/yama-a/essay0301b.htm
◇ バイトしてたホテルの厨房では、「鶴田ピンチ!」というのが、「便所行ってくる!」という隠語だった。(全日の)鶴田がピンチに陥ると、「馬場(ババ)」が出てくる……
bakuretsu.way-nifty.com/karasubakuretsu/2009/04/post-0d70.html
◆ それで、競馬をするようになってから、ようやく「馬場」というコトバに慣れた。おまけに、馬糞にも慣れた。