◆ 「お稲荷さん」であれこれ検索していたら、狐ではなく猫が出た。 ◇ 三光稲荷は失走人の足止の願がけと、鼠をとる猫の行衛(ゆくえ)不明の訴(うったえ)をきく不思議な商業(あきない)のお稲荷さんで、猫の絵馬が沢山かかっていた。霊験(れいげん)いやちこであったと見え、たま、五郎、白、ゆき、なぞの年月や、失走時や、猫姿を白紙に書いて張りつけてあった。 ◆ たま、五郎、白、ゆき、列挙された猫の名が楽しい。「霊験いやちこ」というコトバがわからないので調べる。「霊験あらたか」と同じ意味らしい。作者の長谷川時雨(しぐれ)も知らなかったので、これも調べる。
◆ 『美人伝』を書いたからというわけではないだろうが、なかなかの美人。 |
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