MEMORANDUM

  豪徳寺三重塔

◆ 先日、久しぶりに豪徳寺を訪れたら、三重塔が建っていた。

♪ 去年のあなたの想い出が
  テープレコーダーから こぼれています

  グレープ「精霊流し」(作詞・作曲:さだまさし,1974)

♪ そして 二年の月日が流れ去り
  街で ベージュのコートを見かけると

  寺尾聰「ルビーの指環」(作詞:松本隆,作曲:寺尾聰,1981)

♪ あれは三年前 止めるあなた駅に残し
  動きはじめた汽車に ひとり飛び乗った

  ちあきなおみ「喝采」(作詞:吉田旺,作曲:中村泰士,1972)

◆ 1年が経ち、2年が経ち、3年が経ち、それからまた、4年、5年、6年が経って、豪徳寺にはすごく立派な三重塔が建っていた。前回訪れたのは、2004年2月15日。いや、驚いた。知らぬ間に、もう6年もの歳月が流れていたのだった。「喝采」を二度歌わねばならない。招き猫たちはあいかわらずのんきに右手(右前足)を上げていたけれど。

◆ 三重塔が落成したのは、2006(平成18)年のことらしい。二層目軒下に目を凝らすと、たまたま聞いたガイドの方の話によれば、「日光東照宮の眠り猫より可愛いと評判」の子猫の姿が見える。こりゃホントに可愛い。画像はこの子猫を制作した《勢山社》のサイトから、「塔上珠猫児」(あるいは「塔上の玉猫児」)。ほかにも塔上には猫があちこちにいて楽しい。

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