MEMORANDUM

  天使の階段

♪ 空がとってもひくい
  天使が降りて来そうなほど

  荒井由実 「ベルベット・イースター」(作詞:荒井由実)

◆ ずいぶん前から、天使の階段を探している。いままさに地上に降り立とうとする天使を力ずくで拉致して天国の秘密を聞き出そう、というわけではない。あるいは、自ら天使に成り代わり蜘蛛の糸よろしく天空へと昇って行こう、というわけでもない。2年近くも前に、おともだちの霧さんからのお便り(BBS)に添えてあった写真(上の左)を見て、「ああ、天使の階段だなあ」と思い、その返事に、自分の撮った「天使の階段」の写真を同じように添えようと思ったまではいいのだけれど、空の写真を探すというのはことのほか難しくて、なかなか見つからなかった。あたりまえだが、空には住所がない。雲は移ろい、日は暮れる。それでも、なんとか1枚探し出したが、あんまりデキがいい写真ではない(上の右)。「天使の階段」を、検索サイトで画像検索をしたほうがましなぐらいで。たとえば、《天使の階段 - Google 画像検索》

◆ 天使の階段(Angel's stairs, Angel's stairway)は、気象用語では「薄明光線」で、天使の梯子(はしご)(Angel's Ladder)ともいう。ワタシはどちらかというと後者の語感のほうが好きなのだが、梯子という漢字が難しく、「はしご」とかなで書くのもなんだか間が抜けている。とりあえず、「天使の階段」が無難な表現かなと思ったので、そうした。梯子ということなら、こんな写真もあるが。これでは、天使も降りてくるのに少々難儀するのではないだろうか。いや、羽根があるから大丈夫か(羽根があるなら、そもそも梯子などはいらないか)。あと、中島みゆきにも「天使の階段」という歌があるらしいが、聞いたことはない。

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