◇ 「大阪城を建てたのは誰?」「豊臣秀吉!」「違うよ、大工さんだよ」「ぎゃふん」 ◆ 毎日、写真を撮っている。そう書いても間違いではないだろうが、プロの写真家であるわけでもないので、ワタシがしているのはシャッターを押すことくらいで、写真をほんとうに写しているのはカメラだ、という意識が強い。写真を撮ってほしい場所にカメラを連れていって、カメラに「ここの写真を撮ってください」とお願いをする。「準備ができたから、シャッターを押せよ」とカメラが言うのに「はい、わかりました」と応えてシャッターを押す、いつもそんな感じで写真を撮っている。 ◆ カメラが撮った写真を、パソコンのディスプレイで改めて見て、「PhotoDiary」用に編集をする。写真を撮ったのはワタシではなくてカメラだ、とつくづく思い知らされるのはそのときで、シャッターを押したのが自分であることなど忘れて、ときどき「この写真、いいなあ」とか思ったりする。一般的には、「いいなあ」とワタシが思った写真を撮ったのもワタシということになるので、それでは自己満足になるほかないが、写真を見ているときには、ワタシはたんなる鑑賞者なので、だれが撮ったのかということは気にならない。ただ、好きな写真とそうでない写真があるばかりである。 ◆ 前置きが長くなってしまったので、前置きだけにしておく。 |
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