◆ しばらくゴリラを見ていない。先の記事のタイトルを「鹿に注意」にしたことで、ブラッサンスの「ゴリラに御用心」を思い出した。シャンソン好きの歌人、塚本邦雄に『薔薇色のゴリラ』という楽しい一冊があって、そこで覚えた(探してみたが、見つからない)。原題は「Le gorille」(ゴリラ)だが、歌詞の一節から「Gare au gorille!」(ゴリラに気をつけろ!」)とも。「gorille」はゴリーユ。「famille」がファミールでないのと同様、ゴリールではない。 ◇ 「童貞」「強姦」「さかりのついた」など、およそシャンソンに使われることのない単語が続出し、動物園のゴリラが檻から抜け出し判事を犯すという歌詞で観客を仰天させた1曲です。 ◆ 歌詞、訳詩は《kamp's hahaha: 続・ぶらっとブラッサンス》で読める。あと、《週刊フランスのWEB》でも。 |
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