MEMORANDUM

  20年後のシャルロット

〔シネマトゥデイ映画ニュース:2009年5月25日 7時54分〕 第62回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の受賞結果が現地時間24日に発表され、〔中略〕 優秀女優賞には物議を醸したラース・フォン・トリアー監督『アンチクリスト』(原題)で自慰行為はおろか、性器まで見せる熱演をしたフランスの女優シャルロット・ゲンズブールに。
cinematoday.jp/page/N0018199

◆ 3月のある日、仕事で西新宿界隈をぐるぐる回っていると、とある雑居ビルの2階のガラス窓に「小さな泥棒」(La Petite Voleuse)のポスターが貼ってあるのにたまたま気がついた。シャルロット・ゲンズブール主演、1988年のフランス映画。もう20年も前だ。あのころはよく映画を観に行ったものだった、などとこのポスターを見上げながら、しばしもの思いに耽ったりもしたのだったが。この映画以降、彼女の映画は観ていないので、ワタシのなかの彼女のイメージは16歳のまま。それが突然、目の前に37歳の彼女が現れてすこしばかりうろたえた。でもあんまり変わってない。「なまいきシャルロット」の面影はまだまだじゅうぶん残っている。それでちょっと安心。まあ、恋人だったわけでもあるまいし、どうでもいいんだけど。

◆ それにしても、引用した記事の「自慰行為はおろか、性器まで見せる熱演をした」なんて書き方はどうにかならんのかな。

◇ Charlotte Gainsbourg et Willem Dafoe font l'amour dans la salle de bain. Pendant ce temps, leur fils de 3 ans tombe par la fenêtre... Le film est un huis clos à deux acteurs. L'actrice est mise à nu dans tous les sens du terme.
www.teva.fr/actualite/277938-cannes-2009-charlotte-gainsbourg-recoit-prix-interpretation-feminine.html

◆ 「女優はあらゆる意味で素肌をさらしている」。せめて、これぐらいの表現ができんものかな。

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