MEMORANDUM

  雨の朝に

◆ 虫の居所が悪いのか、朝っぱらから、空がゴロゴロ鳴っている。いったいなにをそんなに怒っているのか? できればそのわけをワタシにそっと教えてほしい。雨もザーザー降っている。というわけで、雨の歌、ふたつ。

♪ しょうがない 雨の日はしょうがない
  小室等 「雨が空から降れば」(作詞:別役実,1966)

♪ アー ここもやっぱり どしゃぶりさ
  ザ・モップス 「たどりついたらいつも雨ふり」(作詞:吉田拓郎,1972)

◆ そういえば、雨が降り始めるときというのはいつも(じゃないけど)、我慢に我慢を重ねて、それでもどうしても耐え切れなくなって、ある瞬間、堰を切ったように、雨粒が落ちてくる。そんなに我慢しなくていいよ、とっても気になるから。というわけで、涙の歌、ふたつ。

♪ 雨の降る日を待って さらば涙と言おう
  森田健作 「さらば涙と言おう」(作詞:阿久悠,1971)

♪ 涙は こころの汗だ たっぷり 流してみようよ
  いずみたくシンガーズ 「帰らざる日のために」(作詞:山川啓介,1974)

◆ ああ、青春だなあ。こどものころ、「おれは男だ!」「われら青春」などの学園もののテレビドラマを見て、高校生というのはなんて大人っぽいのだろう、と思ったが、すでに大人の俳優が高校生役を演じていたりもしたのだから、大人っぽいのは当たり前だった。

◆ モップスの鈴木ヒロミツは2007年に肝細胞癌で死去。森田健作は千葉県知事になり、中村雅俊は息子が大麻所持で逮捕。いずみたくは1992年に肝不全で死去。小室等はどうしているかしらない。

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