MEMORANDUM

  柿の消失(イタリアの柿)

◆ 左の写真。トマトのような柿を見て、イタリアのカーキ(Cachi)はこんなかなあ、と思った。なんでも完熟にしたのをスプーンですくって食べるそうだ。

◇ 柿と言えば、イタリアの柿はほとんど渋柿ですよ~ イタリア人はその渋柿をグニャグニャになるほど熟させて食べます。(私には、腐った柿にしか見えない・・・)
4travel.jp/traveler/rita_c/album/10099214/

◇ イタリアで食べられる柿は日本の柿とはちょっと違い、最初に食べ方を見たときは驚いてしまいました。熟しすぎいて、果実がもうほとんどドロドロ状態を食べるのです
escala.jp/lifestyle/oversea/2007/11/post_30.html

◇ イタリアでは、完熟の柿しか食べない。柿はトロトロに、熟してからのみ食べるモノだと捉えられており、その結果、果物屋さんやスーパーで見かける柿は、既に、トロトロの完熟のみ。八百屋さんやスーパーで見かける柿も、既に、トロトロ。
ameblo.jp/italiamania/entry-10019988858.html

◇ イタリアの柿はブヨブヨと熟した物しかないと思っていたのですが、カキりんごという種類があることを発見。
musicamusica.hp.infoseek.co.jp/photo1.html

◇ 柿はイタリア語でも「カキ」と呼ばれる。そのことから分かる通り柿はもともとイタリアにはなく、昔日本から持ち込まれたもので、ほとんどすべてが渋柿である。/そのままでは食べられないから、イタリア人は容器や袋に密封して暗がりに置き、実がヨーグルトのようにとろとろになるまで熟成させてから食べる。そうすると渋みがなくなって甘くなる。たまに外国産の硬い甘柿が売られているが、彼らはそれもわざわざ完熟させて極端に柔らかくしてから食べる。要するにこの国の人々にとっては柿とは、液状に柔らかくなった実をスプーンですくって食べる果物のことなのである。
ryukyushimpo.jp/news/storyid-17489-storytopic-4.html

◇ 実はイタリアの柿は90パーセントが「渋柿」。甘柿はvaniglia(ヴァニリャ)と呼び、渋柿の中に偶然生まれる貴重な甘柿を「ありがたや、ありがたや」と、家族全員で分け合って食べる。〔中略〕 甘柿は一個でも見つけたら硬いうちにみんなで分け合って食べる。では90パーセントを占める渋柿はというと、グズグズに溶けるまで熟すのを待って、スプーンですくって食べる。
madonga.blog87.fc2.com/blog-entry-90.html

◇ 普通のカーキはジュクジュクに熟していて、どろどろの実をスプーンですくって食べるのです・・・
www.museo500.com/ita/yasai.htm

◇ もっともっと本当にグジュグジュです。「腐ってる」風にしか見えないので、始めはコワゴワでしたが…。
firenze.blog.so-net.ne.jp/2006-01-17

◆ 「ドロドロ」あるいは「トロトロ」で、また「ブヨブヨ」で「グニャグニャ」で、「グズグズ」あるいは「ジュクジュク」あるいは「グジュグジュ」したイタリアの柿。

◆ 右の写真(左の写真の2日後)。血糊が地面に滲みこんだような柿を見て、あまり楽しい連想はしないから、書くのはやめよう。さらに2日後の今日、雨が降っている。きっとあの柿はきれいに洗い流されて、跡形もなくなっていることだろう。わずかにヘタを残して。

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