MEMORANDUM

  赤紙仁王

◆ 北区田端東覚寺の赤紙仁王。東京都北区指定文化財(有形民俗文化財)。北区教育委員会の 「文化財説明板」 によると、

◇ 石造金剛力士立像は、全身に赤紙が貼られているので、通称赤紙仁王とも呼ばれています。身体の悪い人が、疾患のある部分に赤い紙を貼って祈願すれば、病気が回復すると信じられ、現在も、なお、祈願する人が絶えません。横の草鞋(わらじ)は、祈願して病気の回復したとする人々によって供えられたものです。
www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da37.htm

◆ 「病気が回復すると信じられ」 「病気の回復したとする」 という言い回しがややお役人的。

◇ 光沢のあるハトロン紙の赤紙を自分の願いを叶えたいところ(頭を良くしたいなら頭に、毛を生やしたいなら頭に、膝が痛いなら膝に・・・・)に、べっとりと糊で貼り付ける。
060636.blog24.fc2.com/blog-entry-519.html

◆ ワタシはさいきん頭痛に悩まされたりもしているので、仁王様の頭に赤紙を貼ろうかと思ったが、疑問がひとつ。もしかしてワタシの頭にまちがって髪の毛がどんどん生えてきやしないか? 仁王様の頭に赤紙を貼った人々の症状はそれぞれ異なるはずだけど、それを仁王様はどのように区別しているのだろう? ちゃんと詳しく書いとかないと、仁王様も困るんではないかな?

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