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  お城の桜

◆ 4月11日、練馬区南田中。お昼に入ったラーメン屋。その奥の壁にはカレンダー。桜の鶴ケ城。

◆ 3月5日、会津若松。お城からほど近いアパートの二階に東京からの引越荷物を搬入。荷主は中年の女性。隣町に住む両親が手伝いに来ていた。雪はまったくない。父親が74年間でこんなに雪がないのは初めてだと言ったから、74歳なのだろう。どんな事情かはしらないが、それでも両親は娘が帰ってきたということでうれしそうだった。父親がアパートの窓から外を眺めてこう言った。

◇ 「お城の桜がよく見える」

◆ もちろん桜はまだ咲いていなかったけれども、たしかに桜の時期には、部屋にいながら花見が楽しめるようないい窓だった。あるいは、父親にはもう桜の花が見えていたかもしれない。その後、実家に寄って荷物の一部を降ろし、親切な父親からいただいた観光マップで市内観光を楽しんだ。

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