MEMORANDUM

  ジャポニカ学習帳

◆ 《Yahoo!知恵袋》 に、こんな質問。

◇ ジャポニカ学習帳を大人になっても使っていいですか?
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=139659763

◆ 質問の意図がいまひとつわからないが、いいに決まっているではないか、恥ずかしくさえなければ。というわけで、先日、とある100円ショップでノートを探していたら、ジャポニカ学習帳があったので、その自由帳というのを買ってきた。定価は150円らしいから、ずいぶん安い。

◇ ジャポニカ学習帳…この響きを聞くと、小学生の頃の日々が懐かしくよみがえってきませんか? きっと誰もが幼い頃にお世話になった、表紙に花や虫のキレイな写真がある日記帳や漢字帳に国語や算数のノート。あの頃、ノートを手にしただけで勉強ができるようになった気になって、誰もが 「いつかはT大に・・・」 なんて夢と希望に満ち溢れていたはずです(ホントに?)。
www.senmaike.net/color/html/mono/showa.html

◆ ジャポニカ学習帳、なつかしい気はするけれど、使った記憶はない(使わなかった記憶もないが)。だから、ジャポニカ学習帳について、書くべきことはなにもない。というわけでもなくて、買った自由帳を開くと、「学習百科 ― 南の国の植物」 というシリーズの読み物があって、ランブータンのことが書いてあった。

◇ ランブータンは、ムクロジという木の仲間の植物で、原産地はマレー諸島です。マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシアなど、東南アジアの、暑くて雨の多い国ぐにやオーストラリア、メキシコなどでさいばいされています。(中略) ランブータンという名前は、マレーシアの言葉で 「毛(とげ)の生えたくだもの」 という意味です。

◆ ランブータン Nephelium lappaceum。2004年6月にスリランカに行って、初めて食べた。それまでは名前も知らなかった。いまだに写真の整理ができていない。とりあえず、コロンボの市場で撮ったランブータンの写真をアップ。むせかえるニオイがなつかしい。

◆ ムクロジ Sapindus mukurossi。2004年2月に北本市本宿の多聞寺境内に、埼玉県指定天然記念物のムクロジがあり、実がたわわになっていた。このとき、初めてこの木のことを知った。おともだちのめめさんが、この写真にこんなコメントを寄せてくれたのを思い出す。

◇ 種は羽根つきの羽根の重りになりますが、まわりの半透明っぽい部分は石鹸の代わりになるそうです。伯母が 「昔は洗濯に使った」 と申しておりました。[2004/04/22 19:27]

◆ 英語でも Soapberry (石鹸の実)と言うんだとか。ジャポニカ学習帳にハナシを戻して、

◇ 僕だけかもしれませんが、ジャポニカ学習帳というと思い出すのが、名ドラマ 『スクールウォーズ』 の1シーンなんですよね。ラグビー部で不良グループの一員だった内田くんが滝沢先生に 「先生、俺に勉強を教えてくれねぇか。昨日先生の話聞いてよぉ、俺もなんつうか将来の事考えちまってよ。あぁ、ノートも買ってきたんだけどよぉ」 とジャポニカ学習帳を取り出す。そして高校生に 『花』 という漢字の書き方を教える滝沢先生。
ameblo.jp/psychic/entry-10001723473.html

◆ そんな細かいところまで憶えているひとがいるものだと感心することしきり。ワタシもこのTVドラマは見ていたはずだが、そのシーン自体の記憶がまったくない。

◆ ああ、それから、ジャポニカ学習帳を作っているのはショウワノートという会社。本社工場があるのが富山県高岡市。2006年10月、イトコの結婚式が高岡であった。高岡といえば、鋳物(銅器)が有名。大仏も銅製。

◆ と、ジャポニカ学習帳と関係があるようなないようなハナシをあれこれ書いてしまいましたが、せっかく105円で買った自由帳はまだ白紙のまんまで・・・。

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