MEMORANDUM

  ボスニア人オシム

◇ ボスニア人でサラエボ出身のオシム。現役時代は身長191センチ、体重90キロの巨漢を生かし、センターFWとしてフランスのクラブでも活躍。64年の東京五輪では旧ユーゴの代表として出場して日本戦で2得点を決めている。
gendai.net/?m=view&g=sports&c=040&no=22704

◆ サッカーの日本代表監督がジーコからオシムに代わった。オシムはサラエボ(Sarajevo)生まれだそうだ。サラエボは、1992年、旧ユーゴスラビアから分離独立したボスニア・ヘルツェゴビナの首都である。ボスニア生まれのオシムをボスニア人と呼ぶことは可能だが、これは民族(エスニックグループ)に由来する呼称ではない。

◇ The country is a homeland to three ethnic "constituent peoples": Bosniaks, Serbs and Croats. Regardless of ethnicity, a citizen of Bosnia and Herzegovina is usually identified in English as a Bosnian.
en.wikipedia.org/wiki/Bosnia_and_Herzegovina

◆ ボスニア・ヘルツェゴビナは、民族的には、イスラム教のボシュニャク人(Bosniaks)、正教のセルビア人(Serbs)、カトリックのクロアチア人(Croats)からなる多民族国家であって、ボスニア紛争でこの三者が凄惨な内戦を繰り広げたことは記憶に新しい。

◇ 住民はボシュニャク人が48%、クロアチア人が14%、セルビア人が37%などである。 それぞれの民族の差異は宗教と歴史的経緯によるものであって、血統や言語の面ではあまり差が無い。
ja.wikipedia.org/wiki/ボスニア・ヘルツェゴビナ

◆ そういえば、先のワールドカップにはセルビア・モンテネグロのチームも出場していたが、

◇ セルビア・モンテネグロのモンテネグロ共和国議会は3日夜、独立を宣言した。同共和国は5月21日の国民投票で独立賛成派が辛くも勝利し、セルビア共和国との国家連合を解消して独立することを決めた。モンテネグロは88年ぶりの独立を果たし、第2次大戦後に6つの共和国で構成した旧ユーゴスラビア連邦が完全に解体した。
www.nikkei.co.jp/news/main/20060604AT2M0400604062006.html

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