◆ ネットであれこれ検索することが多い。そうすると、あれで検索したときにもこれで検索したときにも、ああまたこのサイトがヒットしたなあ、ということが何度かあって、それではと、そのサイトにトップページから入り直してじっくり読んでみる、というような事態がまま起きる。そのようなサイトのひとつに金川欣二さんの 《言語学のお散歩》 があって、つい今しがたも、あることを調べていてあるキーワードで検索したら、またこのサイトがヒットしたので、当該箇所のみならずほかの箇所まで読んでしまって、また別のことを考えてしまったというようなことがあったので、あることはほったらかしにして、別なことを先に書いておく(といってもたいしたことではない)。 ◇ こうしたことから、三田誠広は、日本のロケット基地がなぜ種子島にあるか知らなかったら小説家にはなれない、と書いている。つまり、物事を科学的にもきちんと知っていなければ小説は書けないということだ。 ◆ 種子島のロケット基地のハナシも初耳だったけれども、それより驚いたのは、「日本の体重計は北海道用、本州用、沖縄用と3種ある」 ということで、これにはびっくりさせられて(ホントかな?)、ついでに、そういえば、とあれこれ考えてしまったのだった。たとえば、通信販売やなんかで、 ◇ 【送料無料 ※北海道・沖縄・離島を除く】 ◆ とか、 ◇ 但し、北海道、沖縄、離島の場合は別途料金となります。 ◆ とか。ちょっと悲しい(と北海道に住んでいるときは思った)。それから、北海道には 「寒冷地仕様」 なるものがある商品もあって、これが不当に(?)高かったりする。かなり以前のことだが、ワタシは、クルマの寒冷地仕様というのは、クーラー(エアコンではない)がついていないことだと信じて疑わなかった。クーラーがなくて安くなるならまだしも、割高になるなんて、バカにするにもほどがある、と義憤にかられたりもしたのである! ◆ あるいはまた、 ◇ ブラジルからの留学生・ロブソン君は 「CDプレイヤー」 を 「蓄音機」、「ノート」 を 「帳面」 と言って怪訝な顔をされたという。電車のことを 「汽車」 といって東京の人に笑われたが、富山ではまだ 「汽車」 といわれていて安心した。 ◆ という箇所を読んで、そういえば、札幌では、汽車と電車を使い分けていて、汽車とは国鉄(JR)のことで、電車とは市電(路面電車)のことだったなあ、とか。 ◆ 以上、北海道から帰ってきたばかりなので、あれこれなつかしいことを思い出してしまったのでした。余談おわり。 |
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