◆ ハワイのことをワイハと言ったりする、おともだちのタネさんは、もしかすると、ネタの逆さ言葉かもしれない、とふと思った。 ◇ 永田氏は、疑惑を 「ガセネタ」 と断じた小泉首相に 「ガセとはどんな意味か」とただした。「辞書で調べてみますとね」 と切り出した小泉首相は 「ガセは偽物、ネタは商品。転じてインチキな情報のこと」 「人騒がせ、お騒がせの 『がせ』 と解説する辞書もある」 と、2度も説明。 ◆ だれが(まさか本人ではあるまい?)どんな辞書を引いてみたのかしらないが、オンライン辞書では、 ◇ がせねた 《「がせ」 は偽物、「ねた」 は材料の意の 「たね」 の逆さ読み》 偽の情報。また、いんちき商品。 ◇ がせねた 〔「がせ」 はにせものの意、「ねた」 は 「たね(種)」 の倒語〕 でたらめな情報。 ◆ とある。「逆さ読み」 に 「倒語」、これは 「逆さ言葉」 のほうがより一般的かもしれない。 ◇ 【逆さ言葉】 言葉の音節の順序を逆にしたり、一語を途中で切り、そこで上下を入れ替えたりしていう語。「たね」 を 「ねた」、「はまぐり」 を 「ぐりはま」、「月の鏡」 を 「鏡の月」 という類。隠語あるいは戯れにいう。 ◆ 《小林祥次郎の発掘・日本のことば遊び》(日国.NET)には、さまざまな 「さかさことば」 が取り上げられていて、そこには、 ◇ 子供のころに、「テブクロの反対は何だ」 と言って、ロクブテと答えさせ、相手を六つたたく遊びをなさったかたが多いと思います。 ◆ といった懐かしいコトバや、 ◇ タバコをモクと言うのは、かつては煙がモクモク出るからと思っていましたが、雲の倒語であるそうです。煙を雲に見立てたのです。 ◆ といった、なるほどそうだったのか、というコトバが出ていてたのしい。逆さ言葉というと、ナオンとかパツキンとかパイオツとかビーチクとか、まったくお下品なコトバしか浮かばないワタシは深く反省されられる。 |
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HPをまだ見てるだけの頃(パソコンがさっぱりわかなくて・・今もあんまり大差ないけど 涙)
自分のHPをやるならサイト名は『おタネ婆の湯桶踊り』だと頑なに決めていた、なぜか・・・わからないのだけど・・・たぶん 天の啓示だとしか
所詮私への啓示はこの程度だなと・(笑)
gooのメインページを漢字にする技術がなくて・・「湯桶踊り」は置き去り