MEMORANDUM

  じょうずな字

◆ 字はキレイなほうがいい。かつてこんなことがあった。1985年7月10日、

◇ 京都市、古都税条例実施.対象37社寺中18カ寺は無料拝観に突入、20日から一部さみだれ的に拝観停止
www.labor.or.jp/gakuen/history/1985.htm

◆ そのころ大学生だったワタシは、夏休みに帰省したおりに、どこの寺院だったかまったく思い出せないのが情けないが、とにかく無料拝観を実施していたある寺に出かけたことがある。そこでは無料拝観と引き換えに 「参拝者」 が 「写経」 をすることになっていて、そのことは、なるほど寺院というものがそもそも観光ではなく信仰の対象であることを思い出させてくれたけれども、急に信仰心など湧くはずもなく、こんなことをするのは中学1年の英語のペンマンシップ以来だな、とひとりごちながら、不承不承 「筆ペン」 (だったろうか?) でナントカ経の経文をなぞっていたところ、知らぬ間に坊主がひとり背後に忍び寄っていて、ワタシの肩越しから一言、

◇ ほほお、達筆ですなあ。

◆ 恐れ入った。まったく恐れ入った。申し訳ない。字はキレイなほうがいい。汚くても誠実に書くこと!

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