MEMORANDUM

  健さんのように生きる

◆ 2003年2月2日、夕張市日吉。BBSで高倉健にふれた書き込みがあったので、思い出した。かつて炭鉱の街として知られた夕張はいまでは映画の街である。山田洋次監督の映画 『幸福の黄色いハンカチ』 のロケ現場跡地が夕張にあって、現在 「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」 として整備され、一般公開されている。ロケで使われた炭住 (炭鉱労働者向け長屋) の内部が資料館になっていて、

◇ 古い建物の中に入るとおびただしい黄色のメッセージが目を引きます。神社の絵馬みたいに願い事を黄色い紙に書いて張ってあるのです。
f18.aaa.livedoor.jp/~ogino/hokkaidou/furano/

◆ 絵馬でもそうだが、ワタシはこういったものを読むのが好きなので、その無数の黄色い紙を一枚一枚読んでいて、ふと目にとまったのが、「健さんのように生きる。昿多」。「生きたい」 でもなく 「生きよう」 でもなく、「生きる」 とあるのが直球勝負という感じで小気味いい。いかにも高倉健に似合いそうである。オトコならだれでも健さんに憧れるだろう。ワタシもひそかに健さんのように生きたいと思っていて・・・おっと、健さんなら、そんなコトは口にしないだろう。だから、なるべく無駄口は叩かぬように、用心用心。

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COMMENTS (1)

タネ - 2005/02/24 16:25

「幸せの黄色い~」の映画ポスター(もちろんリアルタイムで映画館鑑賞者)
チエコさんが高台の粗末な家の前にいて その隣に両端に縛り付けられたたくさんの黄色のハギレ布  あれハンカチ?

おいおい 結末を ポスターに  えええええ~
と思ったけど 今でもあの場面思いだすと ちょっとのど元が
苦しくなるから(うっすら涙も)
「驚かす」「どんでん返し」でも無いわけだから
良かったのかな  などと一人で思っています。でもなああああ

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