MEMORANDUM

  続・赤い生き物

◆ 赤い生き物、またふたつ。左は、ピーポくん。

◇ 都民と警視庁のきずなを強めるため「親しまれ、信頼される警視庁」をテーマに、警視庁のシンボルマスコットとして昭和62年4月17日に誕生しました。名前は、人々の「ピープル」と、警察の「ポリス」の頭文字をとり、都民と警視庁のかけ橋になることを願って「ピーポくん」と名づけられました。
www.keishicho.metro.tokyo.jp/sikumi/pipo/pipo2/pipo2.htm

◆ で、この生き物は一体なんなのかというと、

◇ デザインは、いろいろな動物の可愛らしい部分をイメージ化して作られました。
Ibid.

◆ ということらしいのだが、はてさて、なにとなにが合成されているのやら。それから、警視庁のサイトでみたピーポくんは写真のように赤くはなかった。ピーポくんはひとりではないのか、それとも怒って全身が赤くなったのか、はたまたカメレオンのように体色を自在に変えるのか、なぞは尽きない。

◆ 右は、大リーグのクリーブランド・インディアンズのマスコットのインディアン。名前は Chief Wahoo。これはわかりやすい。というのも、アメリカのインディアンは、白人から red man、「赤い人」と呼ばれてきたのであるから。

◇ It is impossible to walk more than a few blocks in downtown Cleveland, Ohio, without encountering an image of Chief Wahoo, the mascot of the Cleveland Indians baseball team.
gbgm-umc.org/Response/articles/wahoo.html

◆ だが、インディアンは作り物の存在でも「マスコット」でもない。人間なのだ。

◇ The Cleveland Indians' mascot of "Chief Wahoo" is a degrading charicature of Native Americans.
www.thepetitionsite.com/takeaction/651620549

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