◆ どうして、自動車のナンバープレートなんかを撮ったのかというと、その数字がワタシの生まれた年と同じだったから、という単純な理由。
◆ ワタシの生まれた1964(昭和39)年は、東京オリンピックの年だった。東海道新幹線が開通した年でもある。ほかにもいろいろ。たとえば、
◇ 一九六四年(昭和三十九年)、京都の養蜂業者が新しい蜜源植物としてセイタカアワダチソウに注目し、その種子や苗を全国の希望者に配布したことがあったという。
草野双人『雑草にも名前がある』(文春新書,p.112)
◆ これは数日前に読んだ本で見つけた記述。こんな些細な歴史的事実であっても、それが自分の生まれた年に起こったことだというだけで、気にかかる。こんな風にたまたま読書やなにかで目にした「1964年」を、記録しておくのも悪くはない、そのように思ったことがあったのを、すっかり忘れていた。なんの意味もないのだけれど。