MEMORANDUM

  暑中お見舞い申し上げます

◆ 若さというものが苦手である。過剰なエネルギーが疎ましい。だから、過去の自分もあまり好きではない。

◇ 涼しい北海道からクールなぼくが暑中お見舞い申し上げます。

◆ これはハタチのころ、あちこちに出しまくった暑中ハガキの文面で、まったくもって鼻持ちならないイヤな文章である。過去を消せる消しゴムがあれば、消してしまいたいくらいだ。とはいえ、こうして(なぜか思い出し)書きつけているところをみると、いまもむかしとナンニモ変わってはいないのだろう。

◆ というわけで、みなさま、ほんとに暑いここ東京から、レトリックではなく心から、暑中お見舞い申し上げます。暑いけど、今夜はなんとか眠れそうな予感。

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