MEMORANDUM

  だれもいない動物園

◆ 昨日、仕事で長野県小諸市に行ったついでに、城址公園である懐古園に寄ってみた。公園の一角に動物園があった。はいってみたが、だれもいない。もちろん、いないのは人間で、動物はいる。タヌキにキツネ、セキセイインコにトンビにサギ。でも、ペンギンもいるし、チンパンジーもライオンもツキノワグマもいる。小さいけど立派な動物園。

小諸市動物園 人気ランキング
1位小熊
2位ペンギン
3位テナガザル
4位フラミンゴ
5位プレリードッグ
6位くじゃく
県内で小諸だけにしかいない動物
  • テナガザル
  • イグアナ
  • ムーアモンキー
  • ケヅメ陸ガメ
  • ベニコンゴウインコ
  • www.city.komoro.nagano.jp/kaikoen/dobutuen.html

    ◆ ペンギンはフンボルトペンギンが正式な名前。でもこの動物園にペンギンといえば、このフンボルトペンギンしかいないので、ただのペンギンでOKだ。「小熊」ってのもいいな。これは去年のランキングみたいで、小熊もだいぶ大きくなっていたけど、ごろごろ転がったりして、ひとりで遊んでた。動物園のページには「小諸市動物園に小熊の天使がやってきた」との記事があって、

    ◇ 平成14年4月4日(木)午前10時30分、新潟県西頸城郡青海町の平野一能さんが一匹の熊の赤ちゃんを携え、遠路わざわざ小諸市まできてくれました。待望の熊の赤ちゃんが小諸市動物園にやって来たのです。この熊の赤ちゃんは、生後1ヶ月半くらいと思われるオスの 「月の輪熊」で、体重もたった、1600gのまだ、よちよち歩きの可愛い小熊でした。3月17日(日)午前11時30分頃、町が許可した野ウサギの有害鳥獣駆除の帰り、突然熊に襲われ、危険を感じ緊急避難の対応として散弾銃を発砲し、近くの巣穴を覗くと、熊の赤ちゃんを発見し、可愛そうになり平野さんが保護しました。しかし、このまま育てて山に帰しても生きていけないと判断し、新潟県へ相談して引きとってくれる動物園を探したところ、昨年の10月に熊が老衰で死亡した小諸市動物園が引き取ることになりました。現在、熊の赤ちゃんは授乳から離乳食へ変わりつつ、すくすくと大きくなっています。
    www.city.komoro.nagano.jp/www/contents/1075118941732/index.html

    ◆ あとは「29年前に多摩動物公園からやってきた、チンパンジーの “マッキ-” や、金沢からやってきたライオンの “沢子”」もいるのだけれど、あんまり人気はないのかな? ともあれ、だれもいない動物園はたまらなく魅力的だ。

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