◆ 昨日、小学3年生の「ぼくはなりたい」と題された作文を読んだ。 ◇ 僕は、ごく普通のサラリーマンになりたい、というのは、建設業みたいな、力を使うのは、つかれるので、いやだ、電気せい品を作る仕事もややこしいので、いやだ、となると、やっぱり、サラリーマンみたいな書類を毎日書いていた方が楽でいい、朝は、電車で会社へ行って、昼休みには、昼食を食べて、夕方になると、また電車に乗って、今度は、家に、というサラリーマンに僕はなりたい。(『日刊スポーツ』9月18日付) ◆ この3年生にしては「よくできた」作文を読んで、小学校の卒業文集で親しい友人が書いていた文章を思い出した。 ◇ 大学に現役で入って、公務員になって、たたみの上で死にたい。 ◆ 細部の記憶は確かではないけれども、おおよそこのような内容だったと思う。驚くべきことに(いや、驚くべきではないのだろうが)、この当人は、現在、卒業文集に書いたとおりの人生を送っている。おそらく、数十年後には、畳の上で死ぬことだろう。 ◆ 元に戻って、どうして小学生の作文なんかがスポーツ新聞に載っていたのかというと、この作者が、大人になり、念願のサラリーマンになる前に、自ら主宰する大学のイベントサークルで女子学生集団暴行事件をひき起こして、現在「準強姦罪」に問われているからで、そういえば、卒業文集の友人もこの被告とたまたま同じ大学出身だったけれども、これにはなんの因果関係もない。 |
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