MEMORANDUM

  古井戸

◆ バンド名の由来なんてのは、それがたとえ本人の口から語られていようと、うかつに鵜呑みにするわけにはいかないが、とりあえず、RCサクセションのギタリスト、チャボこと仲井戸麗一は、『ロックの感受性』(平凡社新書)で、加奈崎芳太郎とのフォークデュオ「古井戸」の名の由来をこう書いている。

◇ 「カッコいいバンド名を考えようぜ。日本語のバンド名もいいよな」と二人で盛り上がったのもその頃だった。ピンク・フロイド→フロイド→フルーイド→古井戸という連想から、自分たちのバンド名を見つけたわけだ。フルーイド(fruid)は「流体」という意味で、「おれたちは定型を持たず、変化しつづけるのだ」みたいなニュアンスを込めたそのバンド名がけっこう気に入っていた。(p.39)

◆ 流れる古井戸というイメージにはちょっと新鮮なものがある。

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