◆ と、これは一年前のニュース記事(02/04/18)だが、最近まで千葉県立中央博物館で「マントファスマ展」が開催されていたということを終わってから知った。知らない間にしっかり和名までついてる。 ◇ マントファスマ (Mantophasmatodea) は,顔はカマキリ(Mantodea)に体はナナフシ (Phasmida) に似ていることから,カマキリとナナフシのラテン語名をつなげたマントファスマと呼ばれている./ また,昆虫はふつう足先のツメを地面につけて歩くが,マントファスマはつま先を上げてカカトでユーモラスに歩くことからカカトアルキという和名がつけられた. ◆ カカトアルキか、悪くない。 ◇ 総武線快速で千葉までそこからタクシー・・・なのだが、タクシーの運転手さんも「・・・え、博物館ってどこだったかな、場所とか分かる?・・・ああ、はいはい。」みたいな感じで、とても世紀の大発見を展示しているとは思えないような地味な扱い。 ◆ だそうで、もっと前に「マントファスマ展」のことを知っていたとしても行くことはなかったろうけど。とりあえずは千葉県立中央博物館のサイトでも十分楽しめる。とくに「マントファスマ発見物語」というマンガがオススメ。 ◆ 「Scientific American.com」には研究者たちによるより詳しいレポートが掲載されている。なんでもマントファスマの別名は「gladiator(古代ローマの剣闘士)」だそうで、「グラディエーター」(リドリー・スコット監督)なんてのもあったなあ。観てませんが。 ◇ We settled on the scientific name Mantophasmatodea because the animals look like a bizarre cross between a mantis (order Mantodea) and a walkingstick (order Phasmatodea). But among ourselves we took to calling the beasts "gladiators," inspired by their fearsome appearance and the armor that covers them as nymphs. ◆ あと、琥珀に閉じ込められたマントファスマの写真がとてもキレイです。 |
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