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◆ 2005年7月10日、港区麻布十番。
◇ 〔日経トレンディネット(2008/03/27)〕 2008年3月31日、都会のど真ん中にある名物温泉、「麻布十番温泉」が約60年の歴史に幕を下ろし静かに姿を消す。施設の老朽化や、従業員の高齢化、客足が最盛期の3割ほどに減ったことなどを理由に3月いっぱいで廃業することが決まったのだ。 ◇ 〔ZAKZAK(2010/05/07)〕 たい焼き売り上げ世界一の老舗店「浪花家総本店」(東京・麻布十番)会長で、大ヒット曲「およげ! たいやきくん」のモデルとなった神戸守一(かんべ・もりかず)さんが5日、前立腺がんのため亡くなっていたことが分かった。86歳。 |
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◆ たとえば、「書き取り」と「柿取り」ではアクセントが違う。と書いて、違わないひともいるかな、と思った。 ◇ 小澤 あなたは、いわゆる方言があるんですか。 ◆ と、大江健三郎は自らの「アクセント音痴」を明らかにしているが、これはもちろん本人のせいではない。 ◇ 〔くまから・かまから(宮古島方言マガジン) vol.102〕 こういう"アクセント音痴"の人は、平良だけではなくて、全国にいるらしく、有名人で言うと、春日八郎、東京ぼんた、ガッツ石松、前川清、渡辺美智雄、渡辺恒三、柳田邦男、立花隆、大江健三郎、立松和平等がそうらしい。 ◆ 大江健三郎の出身地は、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)。大江のいう「非アクセント」は、また「無アクセント」「一型アクセント」などとも呼ばれる。 ◇ 【一型アクセント】 日本語のアクセントで、同一音節数の語がすべて同じ型のアクセントで発音されるもの。例えば、「箸(はし)」と「橋」とが同じアクセントになる。南奥羽から北関東にかけての地域と静岡・福井・愛媛県の各一部、九州中部・八丈島・五島列島などでみられる。 ◆ さらには、「崩壊アクセント」とも呼ばれるようで、 ◇ 〔Wikipedia:崩壊アクセント〕 テレビやラジオなどで崩壊アクセントが特徴的な話者としては、あき竹城(山形)、斎藤暁(福島)、ガッツ石松(栃木)、立松和平(栃木)、高橋愛(福井)、マギー司郎(茨城)、磯山さやか(茨城)、松野明美(熊本)、ヒロシ(福岡・熊本)、蛭子能収(長崎)、米良美一(宮崎)、鳥越俊太郎(福岡)らを挙げることができる。 ◆ ただ、 ◇ 〔栃木のことば〕 「無アクセント」のことを、「崩壊アクセント」と呼ぶことがあります。これは、無アクセントの方言が、有アクセントの方言のアクセントが崩れることによって生じたという考え方に基づいた呼び方です。しかし最近は、この逆の方向、つまり、「無アクセント→有アクセント」という変化を考える山口幸洋先生のような研究者もいます。この考え方によれば、無アクセント方言は、アクセントという現象面において、有アクセント方言よりも古い日本語の姿を保っているということになります。 ◆ 「崩壊アクセント」か。学術用語とはいえ、あんまり使いたくはないなあ。 |
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◆ 「異常な速度で」と、内田樹は書いている。 ◇ 私たちの社会では、「他者が何かを失うこと」をみずからの喜びとする人間が異常な速度で増殖している。 ◆ 先の首相は「友愛」だの「win-win」だのと声高に叫んではいたが、そんなものは絵空事としてだれも耳を傾けようとはしなかった。ゼロサム社会の縮図としてのゼロサムゲームを「battle royal」よろしく演じているのは、現実主義者の子どもたちである。ゲームの規則は単純だ。「偏差値」のスコアをとにかく上げればいい。偏差値を上げる方法は二つ。たったの二つ。 ◇ 自分の学力を上げるか、他人の学力を下げるか、である。 ◆ 「そして」と、内田樹は書いている。 ◇ そして、ほとんどの人は後者を選択する。 ◆ ! これには、かなりびっくりした。偏差値を上げるのに、こんな魔法のような方法があっただなんて! そして、「ほとんどの人」がその方法を知っていてその方法を採用していただなんて! ワタシも子どものころから知っていれば、以下のような方法をどんどん取り入れていたことだろう。あのころ、どうしてこんな単純なことに気がつかなかったのだろう? ◇ だから、学習塾で学校より先に進んでしまった子どもたちは、授業妨害の仕事にたいへん熱心に取り組む。それは「教師の話を聴かないで、退屈そうにしている」という消極的なしかたで教室の緊張感を殺ぐことから始まり、私語する、歩き回る、騒ぎ立てる、というふうにエスカレートする。 ◆ じっさいの教育現場がどうなっているのかについては、知る機会がないのでよくわからない。もしかしたら、ここに書かれているような事態は、あるいは特殊な例かもしれないし、あるいは内田氏独自の特殊な見方であるかもしれない。とはいえ、教育の問題を別にしても、私たちの社会が「異常な速度で」変わりつつあるという感覚は、漠然とであれ多くのひとが共有しているのではあるまいか? ◆ 引用した内田樹の文章は、かれのブログ《内田樹の研究室:忙しい週末 once again》でも(ほぼ同様なものが)読める。 |