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◆ ふと、雨模様とはどんな模様だろう、と思った。 ◇ この雨模様という言葉。ところで、雨は降っているのでしょうか? 降っていないのでしょうか? 実は、雨模様は 「今にも雨が降りそうな空のけしき」 と辞書にあり、まだ降っていない状態をさしているのです。しかし、雨が降っている状態を思い浮かべる人が多いように思います。辞書にも 「降りそう」 と 「降っている」 の両方を載せているものがあるようです。 ◆ と、NHKの 「ことばおじさん」 こと梅津正樹アナウンサーが書いている。 ◇ このように、雨模様は受け取り方が分かれる言葉だといえます。そのため、天気予報やニュースなど、情報の正確さが求められる場合には使わないようにしています。 ◆ NHKでは使わないようにしているのかもしれないが、他のマスコミではそのようにはみえない。 ◇ 秋雨前線の活動が活発になった13日、全国的に雨模様となった。都心では日中も気温 が上がらず、10月下旬並みの肌寒い1日となった。 ◆ 以下、山陽新聞のコラム「滴一滴」から。 ◇ きのうは全国的に雨模様だったが、晴れ渡った高原を吹き抜ける秋風のようなさわやかな雰囲気が日本列島を包んだ。秋篠宮妃紀子さまが第三子の男子を出産された。 ◆ 妙な文章を引用してしまった。雨模様はどこへやら、「晴れ渡った高原を吹き抜ける秋風のようなさわやかな」 レトリックを前にしては、もう何も書く気がない。 |
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◆ 雨の朝、スポーツ新聞を買いにコンビニまで行く途中、片手で傘をさし、片手でレインカバーをかけたベビーカーを押している女性を見かけた。見ている方がおっかない。 ◆ 有線(USEN440)の K-25 チャンネルは 「エスカレーター乗降時の事故防止コメントの雨天時用バージョン」 であるらしい。 ◇ 「エスカレーターにお乗りの際は、お足元に充分注意し、ベルトにおつかまりになり、黄色い線の内側にお乗りください。小さいお子様をお連れの方は、お手を取ってステップの中央へお乗せください。ベビーカーは大変危険ですので、エスカレーターにはお乗せにならないようお願いいたします。また、エスカレーターでは走ったり、手すりから体を乗り出さないようお願い申し上げます。本日は雨の為、お足元が大変滑りやすくなっておりますのでご注意ください」 ◆ こんな放送、なんど繰り返してもだれも聞いてやしない。 |
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◇ その四月に広務は府立園部中学に入学した。園部中は丘の上の園部市城本丸跡にあった。かつての城門がそのまま校門として使われ、亀岡町(当時)、綾部町(当時)など各地から選りすぐられた生徒たちがその門をくぐった。 ◆ 小学生のころから城跡めぐりが好きだったワタシだが、園部城は訪れたことがない。だから写真がなくて、文章でたどることしかできないのが残念だが、 ◇ 現在、園部城跡の本丸跡には園部高校が建っている。高校の正門が園部城本丸の城門(櫓門)で、実に堂々としている。これだけ立派な門を持つ高校は全国でも珍しい。 ◆ とにかく、城跡に建てられた学校という風景には、なにかそそられるものがある。たとえば、金沢城跡には、かつて金沢大学があり、観光名所の石川門がその正門だった。 ◇ 十数年前、私、金沢大学の学生でした。そのころは城跡に大学があって、毎日、石川門をくぐって通っていたんですよ。 ◇ 赴任当時、 教養部は城内キャンパスにありました。 金沢市の中心地、しかも緑豊かな金沢城内のキャンパスは、 大都会の殺伐とした風景を見慣れた私には、 空気も水も緑も、 すべてが新鮮に輝いていて、 とても贅沢な空間でした。 そうした環境にふさわしく、 学生ものびのびと学生生活を楽しんでいるように見えました。 ◆ また、仙台城の二の丸跡には東北大学の文系キャンパスが置かれている。 ◇ みなさん、東北大学法学部へようこそ。東北大学法学部のキャンパスは、仙台市街から程近い青葉山の麓、青葉城とも呼ばれた仙台城のかつての二の丸跡の緑豊かな地にあります。南には仙台城本丸の城壁や深い緑に包まれた青葉山、そしてよく晴れた日には、遥か彼方に太平洋の青い海原から牡鹿半島までを望むことができます。 ◆ また、琉球大学はかつて首里城跡にあった。 ◇ 皆さんを迎え入れるに当たり、他の国立大学とは異なる本学の設立の経緯と歴史を紹介します。本学は1950年5月22日、戦禍によって灰燼に帰した首里城の跡地に、米国の施政権下にあって、創設されました。 ◆ また、大学以外でも、近江の彦根城内に彦根東高校がある。 ◇ 彦根東高校は、彦根城内の中濠と内濠の間にあり、まわりには緑も多く、落ち着いた雰囲気の中に立地しています。(全国的に見ても城内に学校があるのは珍しい) ◇ なぁ~に長男が受けた高校は亭主の母校でもある。亭主が通っていた当時の校舎が今もそのままで残っている、お城の中の学校である。 ◆ また、茨城の水戸城は、 ◇ 現在の城跡は文教地区となっており、水戸一高の他、水戸三高、水戸第二中学校、三の丸小学校、茨城大附小、茨城大附幼が建っている。 ◆ あと、丹波篠山城には篠山小学校、鳥取城には鳥取西高校、唐津城には唐津東高校など。探せばほかにも見つかると思うが、とりあえず知っているのはこれくらい。 |
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◆ 党員でもないので、今日20日開票が行われる自民党総裁選に、それほど関心があるわけでもないけれど、どうして揃いも揃って(二世だか三世だか四世だかの)世襲議員ばかりが世にはばかるのだろうか? 江戸時代じゃあるまいし、職業選択の自由が制限されているわけでもないのに、いささか気味が悪い。 ◇ 3氏ともいわゆる世襲議員で、安倍氏の父は安倍晋太郎元外相、母方の祖父は岸信介元首相、谷垣氏の父は谷垣専一元文相、麻生氏の父は麻生太賀吉元衆院議員、母方の祖父は吉田茂元首相、夫人は鈴木善幸元首相の3女。 ◆ 政治の世界では、「世襲」 の反対語は 「叩き上げ」 になるのだろう。 ◇ 「馬喰の息子」 田中角栄に始まる系譜(田中-竹下-金丸-小沢-梶山-野中)は、小沢ら二世議員を除き、みな地方出身の叩き上げ、平等志向を内包した非エスタブリッシュメント出身者だった。その系譜が倒されてみれば何のことはない、権力は二世議員ら苦労も生活実感もない、生まれながらの 「勝ち組」 を約束されたエスタブリッシュメントたちの手中に戻ったというわけだ。 ◆ 魚住昭著 『野中広務 差別と権力』 によると、典型的な 「叩き上げ」 政治家であった野中広務は、引退間際の2003年9月、自民党総務会に出席し、最後に総務会長の堀内光雄に発言を求めた。 ◇ 「総務会長、この発言は、私の最後の発言と肝に銘じて申し上げます」 ◆ 私は絶対に許さん! 叩き上げ議員の悲鳴にも似た最後の怒りが世襲議員の胸にどこまで響いたか。 |
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◇ ボスニア人でサラエボ出身のオシム。現役時代は身長191センチ、体重90キロの巨漢を生かし、センターFWとしてフランスのクラブでも活躍。64年の東京五輪では旧ユーゴの代表として出場して日本戦で2得点を決めている。 ◆ サッカーの日本代表監督がジーコからオシムに代わった。オシムはサラエボ(Sarajevo)生まれだそうだ。サラエボは、1992年、旧ユーゴスラビアから分離独立したボスニア・ヘルツェゴビナの首都である。ボスニア生まれのオシムをボスニア人と呼ぶことは可能だが、これは民族(エスニックグループ)に由来する呼称ではない。 ◇ The country is a homeland to three ethnic "constituent peoples": Bosniaks, Serbs and Croats. Regardless of ethnicity, a citizen of Bosnia and Herzegovina is usually identified in English as a Bosnian. ◆ ボスニア・ヘルツェゴビナは、民族的には、イスラム教のボシュニャク人(Bosniaks)、正教のセルビア人(Serbs)、カトリックのクロアチア人(Croats)からなる多民族国家であって、ボスニア紛争でこの三者が凄惨な内戦を繰り広げたことは記憶に新しい。 ◇ 住民はボシュニャク人が48%、クロアチア人が14%、セルビア人が37%などである。 それぞれの民族の差異は宗教と歴史的経緯によるものであって、血統や言語の面ではあまり差が無い。 ◆ そういえば、先のワールドカップにはセルビア・モンテネグロのチームも出場していたが、 ◇ セルビア・モンテネグロのモンテネグロ共和国議会は3日夜、独立を宣言した。同共和国は5月21日の国民投票で独立賛成派が辛くも勝利し、セルビア共和国との国家連合を解消して独立することを決めた。モンテネグロは88年ぶりの独立を果たし、第2次大戦後に6つの共和国で構成した旧ユーゴスラビア連邦が完全に解体した。 |