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  ビッキ

〔河北新報〕 新球団創設から5年、プロ野球パ・リーグの東北楽天ゴールデンイーグルスがきのう、クライマックスシリーズ(CS)に進む3位以内を決めた。宿敵西武ライオンズを直接対決で突き放しての初のAクラス。東北の多くの野球ファンとともに、喜びに浸りたい。
www.kahoku.co.jp/shasetsu/2009/10/20091004s01.htm

◆ 「日刊スポーツ」に楽天の4番、山崎武司の手記が載っていた。

◇ 5年前は、それこそ、子供のころテレビで見ていた「レッドビッキーズ」みたいだったもん。悔しいのか悔しくないのか分からなかったよね。負けても「また明日」みたいな。最近は、選手に悔しさが出てきたのが、いい傾向。
「日刊スポーツ」(2009年10月4日付2面)

◆ 親切なことに「レッドビッキーズ」の説明もある。

◇ 昭和50年代にテレビ朝日系列で放送されたテレビドラマ。石ノ森章太郎の原作で主人公は林寛子が演ずる女子高生の江咲令子。野球好きが高じて少年野球チーム「レッドビッキーズ」の監督に就任し、初回0-30のデビュー戦から優勝にまでのし上がる奮闘ぶりを描いた。「ビッキ」とは東北地方の方言でカエル。劇中に流れた「ビッキービッキー赤ガエル♪ 車にひかれてヒキガエル」の歌は、当時の小学生の間で流行した。78年1月から12月まで放送された「がんばれ!」シリーズと、80年8月から82年3月まで放送された「それゆけ!」シリーズがある。
Ibid.

◆ ビッキといえば、北海道に彫刻家の砂澤ビッキ(1931-1989)がいる。

〔あさひかわ新聞〕 一九八九年(平成元年)、五十七歳で夭折したビッキは、一九三一年(昭和六年)、旭川市近文(現緑町)に生まれた。父トアカンノ、母ベアモンコロ。先住民アイヌの血を引く。本名は恒雄。ビッキとは、アイヌ語で蛙(カエル)のこと。子ども時代の愛称だという。彼は終生、この名前を愛して使い続けた。
www.eolas.co.jp/hokkaido/kitashin/column/2007/0123.html

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