MEMORANDUM

  オッドアイ

♪ See these eyes so green
  See these tears so blue

  David Bowie 「Cat People (Putting Out Fire)」(作詞:David Bowie)

◆ ネコがじっとこちらを見ている。なかなか目を逸らさない。光の加減によるのかもしれないが、左目がブルーで右目がグリーンに見える。左右で瞳の色の違う目のことを「オッドアイ」と呼ぶらしい。

〔ニコニコ大百科〕 オッドアイの「オッド(Odd)」とは不思議な、奇妙な、おかしい、と言った意味合いの言葉であり、厳密に語義に従えば「左右で瞳の色が違う」事のみを指す言葉ではないが、一般的には「オッドアイ=左右で瞳の色が違う」と解釈される。
dic.nicovideo.jp/a/オッドアイ

〔同人用語の基礎知識〕 「オッドアイ」(Odd Eye)とは、虹彩異色症(Heterochromia Iridis)のことで、左右の目の色が違う(虹彩の色が異なることによって、瞳の色が違って見える)状態をあらわす俗称のひとつです。「ヘテロクロミア」(異色症)、「バイアイ」(片青眼)、「金目銀目」などとも呼びます。犬や猫(とりわけ猫に多い)で多く見られる症状ですが、ごく稀に人間にもこの瞳を持つ人がいます。 / ちなみに「オッドアイ」(Odd Eye)の「Odd」とは、変だ、おかしい、不思議だ、奇妙だ…といったような意味の英語で、似た言葉と表現に、「Strangeness」(Strangeness Eye)なんてのもありますが、一般的に虹彩異色症の場合は、オッドアイと呼称するようです。
www.paradisearmy.com/doujin/pasok_odd_eye.htm

◆ 「Strangeness Eye」なんてのはある? オッドアイの「odd」は、「不思議な、奇妙な、おかしい」といった一般的な意味であるよりも、2つで1組のもの(靴、靴下、手袋など)にたいして用いる「はんぱな、ふぞろいの」といった意味じゃないかな。*an odd sock *an odd pair of socks *odd socks

◆ この画像は北アイルランドの小学校の「Odd shoe & sock day」なるイベントのもの。とっても楽しそうだ。

◆ おっと、オッドアイのはなしだった。オッドアイの有名人にデヴィッド・ボウイがいる。もっとも、かれの場合は先天的なものではなくて、

◇ 子供の頃、喧嘩が元で左眼の視力をほぼ失っている(左眼の瞳孔が開いた状態になり、以来、両目の色がそれぞれ異なって見えるようになる)。
ja.wikipedia.org/wiki/デヴィッド・ボウイ

◆ このデヴィッド・ボウイがナスターシャ・キンスキー主演の映画『キャット・ピープル』(1982)の挿入歌を歌っている(タランティーノの新作映画『イングロリアス・バスターズ』でも流れているらしい)。ネコつながりということで。

◆ ついでながら、この曲「キャット・ピープル」をティナ・ターナーがライブで歌っているのも見つけた。こちらのがネコっぽい。

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