◇ 「それが好いよ。奥様の鼻が大き過ぎるの、顔が気に喰わないのって そりゃあ酷い事を云うんだよ。自分の面あ今戸焼の狸見たような癖に あれで一人前だと思っているんだからやれ切れないじゃないか」 ◆ 今戸焼については、書きたいことがいくつかある(『吾輩は猫である』についても書きたいことがある)が、知らない方も多いと思うので、そもそも今戸焼とは何か? まず辞書を見る。 ◇ 【今戸焼】 今戸で作った素焼きの土器。天正年間(1573-1592)に始まるといわれ、茶道具・瓦・火鉢などを製した。 ◇ 【今戸焼】 1 今戸で産した焼き物。天正年間(1573~1592)に始まるといわれ、素焼きを主とし、日用雑器・瓦や人形などの玩具も作った。2 《今戸人形の顔から》不器量のたとえ。 ◆ もう少し詳しい説明。 ◇ 今戸焼きは、素焼きの土器を今戸焼と総称したくらい盛んに製造されたもので、焙烙(ほうろく)、人形、灯心皿、瓦燈(かとう)、土風炉(どぶろ)、豚の蚊やり、七輪 、火鉢、猫あんか、植木鉢、招き猫、狸、稲荷の狐、鳩笛など高級品はないが素朴な味わいで人気が高い。瓦職人が余技で焼き始めたともいう。不細工な顔形を今戸焼きの福助とか今戸焼きのお多福とか悪口にした。 ◆ 次も上記のサイトから。 ◇ 昼にソバ屋に入り今戸神社に行く道順を聞き、今戸焼きの話をすると、「今戸神社ではそんな ”どら焼き” 売ってないよ」とご忠告。今戸と言うところは何でこんなに言葉がかみ合わないのでしょう。 ◆ この意味がわかるだろうか? 書きたかったことのひとつが、このことだ。インターネットをやり始める以前に、今戸焼が気になったことがあって、図書館であれこれ調べたことがあった。そのなかの一冊に、今戸焼を今川焼と記していたのがあって、大笑いしてしまった・・・。 ◆ 今戸焼と今川焼。 ◇ 今川焼きって浅草が発祥らしいですよ。今戸という地名があるのですが、今戸→今川になったようです? ◇ わが町浅草ではやっぱり今川焼きと呼んでいますよ。アッもう一つ呼び名今戸(地名)焼きとも… ◇ すいませ~ん。とんでもない勘違いをしておりました~(^ω^) アンコの入っている食べ物は・・・今戸焼じゃなくて・・・今川焼きでした~(^ω^) ◇ えへ、焼き物には目がない!? と言いながら はじめ、私ったら今川焼かと思ってしまいました。(あちゃ) ◇ 私は今戸焼きと今川焼きをずぅっと間違えてました。可愛い招き猫が沢山置いてある縁結びの神社です。 ◆ 時間がなくなったので、続きはまた。 |
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