◆ 7月31日、京王よみうりランドの駅前で、仕事帰りのサラリーマン二人とすれ違いざま、その会話の一部が耳にはいった。 ◇ 「スワローズは全然ダメだねえ」 ◆ 聞こえたのはこれだけ。ヤクルトが話題になっているところからして、このふたりは熱心なプロ野球ファンなんだろうな、と思いつつ歩いていると、今度は女の子の声。 ◆ 電線の上には、数十羽の小鳥。ほんとにツバメがたくさん。してみると、さっきのサラリーマンもこのツバメを見たのだったか。ああ、たくさんのスワローズ。
◇ つば九郎 - 1994年登場。スワローズのヘルメットをかぶったツバメ。尻が重いせいか、じれったいほど動きが鈍い。12球団のメインマスコットで唯一ユニフォームを着ていないため、背番号なし。名前は公募により決定され、ツバメの別名 「つばくろ」 と9回・9人で行う野球の性質を合わせた名前となっている。「つばぜり合いに強く、苦労しながら接戦をものにする」 という意味も込められている。 ◆ スワローズの由来についてはご存知の方も多いと思う。1950年、ヤクルト球団の前身である国鉄球団の結成にさいして、当時の国鉄東海道線の花形特急列車 「つばめ号」 にちなみ、そのチーム名をスワローズとしたわけ。他に愉快な異説も伝わる。 ◇ 国鉄が球団を持つことになったとき、球団名は 「コンドルズ」 にしようという動きがありました。ところが、確かに強そうな名前ではあるけれども国鉄がコンドル(混んどる)では話にならないということで、いつもゆっくりスワローズ(座ろうズ)に落ち着いた・・・というのです(笑) |
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