MEMORANDUM

  方言

◆ ある日、『日刊スポーツ』を読んでいたら、浜崎孝宏という記者がこんなことを書いていた(記者コラム 「見た 聞いた 思った」)。

◇  キバレ! ヤット!
 明日12日にサッカー日本代表が、オーストラリアとのW杯初戦を迎える。個人的なイチ押し選手は、MFの遠藤保仁だ。
 冒頭の 「キバレ」 はご存じの人も多いでしょうが、鹿児島弁で 「頑張れ」 の意味。ヤットは、ミドルシュートなどで定評のある日本代表・遠藤のニックネーム。

blog.nikkansports.com//nikkansports/writer/archives/2006/06/post_431.html

◆ で、あれっと思った。「気張る」 という日本語を知っているひとは多いでしょうが、それが鹿児島弁と思っているひとは多いでしょうか? 「気張る」 は鹿児島弁で 「頑張る」 の意味、かもしれないが、鹿児島弁じゃなくても、「頑張る」 の意味じゃない? 「気張る」 はそもそも方言なのかどうか。

◆ ある日、小樽の商店街を歩いていたら、アーケードの屋根から垂れ幕が下がっていて、そこには 「おもしろ小樽弁 へっちゃら」 と書いてあった。「へっちゃら」 の横には 「へいき」 と意味が添えてある。「へっちゃら」 って方言だったの?

◆ ある日、ネットで調べものをしていたら、

◇ 忘れもしない、学校帰りの 「書け石」 での落書き。「書け石」 は北海道弁らしく、『[名] 舗道などにチョークのように書くことのできる石。軽石の類』 と言われているものである。
ext-web.edu.sgu.ac.jp/koide/chigaku/rep2004F_.html

◆ 舗装された地面に落書きをするための石、「書け石」。これはワタシもこどものころに京都市内でそう呼んでいたから、北海道弁と限定するのはどうかと思うのだが・・・。

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