◆ 8月に行った北海道の写真をようやくアップし終えた。枚数が多いと選択に苦労したりして、どうしても後回しになってしまう。スリランカの写真も一年以上もほったらかしだし、台湾の写真もしばらく時間がかかりそうな気配である。そんなことはさておき、旭川の旭山動物園で撮った動物で名前がわからないのがあった。ネットで調べると、その動物がカピバラという名であることはすぐにわかったのだが、ついでに、こんなニュースも知ることになった。 ◇ 7、8月の入園者数が日本一となった北海道旭川市の旭山動物園で、8月に設置したばかりの「くもざる・かぴばら館」のクモザルが、大型ネズミのカピバラにかまれ死んでいたことが3日、分かった。 ◆ 3日というのは今年の9月3日のことで、ワタシが行ったのが8月21日だから、その直後に悲劇は起こったのだった。 ◇ 旭山動物園によると、カピバラとクモザルのオス同士が8月29日、施設内のプールでけんかし、クモザルが腹をかまれ死んだ。クモザルとカピバラはいずれも中南米のジャングルに住む草食動物。プールを川、鉄骨を木に見立て、ジャングルを再現した施設に、クモザル4匹とカピバラ2匹を飼育、8月上旬オープンした。(共同通信) - 9月3日17時40分更新 ◆ 「けんか」と書かれるといささか妙な気がするが、事件の状況を旭山動物園のサイトの《ゲンちゃん日記:「くもかぴ館での悲しい出来事」》から引くと、 ◇ 8月29日午後カピバラのオスがクモザルのオス(愛称シャボ)と水中で闘争となり、シャボを助けようとプールに入ったクモザルのメスが放飼場の外に出る(目撃していた来園者の話)という事故が起こりました。駆けつけた職員によりシャボは救出されましたが腹壁が破られ腸管が一部体外に脱出するなどの重傷を負い、懸命の治療を行いましたが、死亡しました。カピバラのオス、クモザルのメスには治療が必要なほどの怪我はありませんでした。 ◆ ペンギンやアザラシやオランウータンやシロクマに比べれば、いささか地味ではあるけれど、なかなか愛嬌のある容貌をしているので、ひと目で気に入ったのだったが(そのわりには名前も覚えていなかったが)、そのあいつがそんなに凶暴なやつだったとは。あいつといってもどいつが犯人かは知らない。もしかしたら、写真のやつだろうか? ◇ カピバラなどの齧歯類やウサギの仲間はとても鋭い前歯(門歯)を持っています。草食動物ですから獲物を襲い仕留めるために噛みつくことはないのですが、身の危険を感じたり、不快な感覚を抱き相手を排除したい時、同種間での闘争時など噛みつくことがあります。カピバラは世界最大のネズミの仲間ですから私たちの骨でもかみ砕くほどの力を秘めています。 ◆ 窮鼠猫を噛む。大型ネズミのカピバラがサルを噛むに至った詳しい経緯については、本人に尋ねてみるほかあるまいが、とりあえず、先に引用した「くもかぴ館での悲しい出来事」を参考に。 |
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僕は最近まで東京に住んでいました。小学校5年生ぐらいの時(1972年頃)家の近くに流れる江戸川に牛のような怪物が現れた,と大騒ぎになりました。川の対岸の千葉県松戸市にちなんでマツドドンと名付けれれました。僕もこの目で見また。水中を泳いでいたので頭と背中しか見えなかったけど,全長1.5~2M位はあったと思います。以来ずっとこの生物を追いかけていて最近までに十数回目撃しました。当時子どもの目では分からなかったけど,今冷静に考えて見ると,どうもカピバラの様に思えてなりません。ヌートリアやマスカラット,あるいは川に迷い込んだアザラシでは?との説もありますが,僕は絶対に違うと断言します。考えられるのはカピバラだけです。カピバラは外来種として日本に生息しているのでしょうか?またカピバラだったとしても,ちょっと大きすぎるような気がします。写真やビデオに撮影できなかったことが残念です。
カピバラ=マツドドン?偶然見付けたこのサイトにいきなりの質問で申し訳ありません。怪物騒動当時,取材陣や野次馬で川べりはごった返していました。僕は数人の友だちと,ちょっと離れた川べりで「あーいたいた!」なんて遠くを指さしていました。その生物が水中に姿を消してしばらくした時,僕たちのところから10M程離れた水面にザバーっといきなりその姿を現しました。そして20Mほど水面を泳いで水中に潜ってしまいました。驚いたと同時に感激しました。三十年も前の話なので,記憶が定かでない所もありますが偽りのない事実です。とっさのことではっきりとは断言できませんが,その姿がどうもカパビラのように思えてなりません。それ以外はだいぶ離れた所からの目撃になります。いろいろ調べてみましたが未だに納得できません。
アキちゃんさん、はじめまして。
マツドドンのはなしは初めて耳にしました。ネットで調べてみるとその正体をマスカラットだとしているものが多いようですね。私はマツドドンを一度も目にしたことがありませんので、なんともいえません。日本で野生化したカピバラがいるのかどうかもよくわかりません。お役に立てなくて申し訳ないです。でも、マツドドンのことはおもしろそうなので、時間があればもう少し調べてみようかと思っています。貴重な情報ありがとうございました。
マツドドンに関するいくつかの情報をおつたえします。以前ネットで調べている時「オッ」という物を見付けました。怪物騒動の約1年後江戸川河川敷で子牛ぐらいの生物の白骨死体が発見されたそうです。情報提供者は当時まだ小学生とのことで記憶が定かではない,とのことでしたが,茶色の毛が残っていたそうです。足は蹄ではなく水かきがついていたそうです。ただこの件は全くマスコミには取り上げられなかった様です。もう一つ,いま江戸川をカヌーで下っている人たちがいます。その人達が川の真ん中の中州で一休みしていた時,砂の上に直径6~7cm位の水かきのついた足跡を発見しました。(写真ものっていました。つい最近のことです。)川の中州,泳いで行ける動物,・・・どうも引っかかります。
マツドドンはマスカラット・・・。殆どこれが事実である様に思っている人が多いようです。実際江戸川には野生のマスカラットが生息しており,僕も何度も目撃しました。また捕獲されたマスカラットや剥製もみたことがありますが,いくら何でも大きさが違い過ぎます。見間違えるなんてあり得ません。水面を泳ぐあの姿は今でもはっきり覚えています。当時いくら小学生とはいえ絶対にあり得ません。アザラシでもありません。アザラシならタマちゃんみたいに,誰だって一目で分かるはずですから。それならいったい・・・やっぱりカピバラじゃないのかなあ。
ビーバー,ヌーリア,カピバラ,この三種類が一番マツドドンに似ている。僕は動物図鑑で一生懸命調べました。でも恥ずかしながら当時僕は,カピバラがこんなに大きいとは知らず,ビーバーと同じ50~60cm位かと思っていました。実際この3種類とも尾をのぞけばよく似ていると思います。動物園で初めてかピパラを見た時,あーっ,これあの時の・・・とすぐに思い出しました。水に入って頭と背中だけ出して泳ぐすがたなて本当にそっくりです。マスカラット,アザラシ,そんなわけないです。おそらく数頭のマツドドンが江戸川に生息しているのではないでしょうか。確信はありませんが・・・。
江戸川と言えば今話題の脱走ペンギン。昨日ついに御用となりました。ずいぶん長いこと江戸川で自由を満喫したみたいですね。このペンギン君、逃亡中にマツドドン君とお友達になっていた、なんてことはないかな?もしそうなら友達恋しさに久しぶりにマツドドンが姿を表し、また怪物騒動が起きるなんてことは・・・ないよねー。
江戸川と言えば今話題の脱走ペンギン。昨日ついに御用となりました。ずいぶん長いこと江戸川で自由を満喫したみたいですね。このペンギン君、逃亡中にマツドドン君とお友達になっていた、なんてことはないかな?もしそうなら友達恋しさに久しぶりにマツドドンが姿を表し、また怪物騒動が起きるなんてことは・・・ないよねー。