MEMORANDUM

  下宿

◇ ♪ 語り明かせば下宿屋の
  おばさん酒持ってやってくる

   かまやつひろし 「我が良き友よ」(作詞:吉田拓郎)

◆ 今回の福知山線の事故で、同志社をはじめ多くの大学生がその電車に乗り合わせていたということを聞いて、ふと思ったのは、どうして最近の学生は下宿をしたがらないのかということだった。ある犠牲者は、

◇ 龍谷大学理工学部に通い始めてわずか1週間。宝塚市の自宅から滋賀県大津市まで片道2時間。当初は家族は下宿を勧めたが、ギリギリまで考え本人が自宅通学を決めた
『週刊文春』 5月19日号

◆ のだそうだ。もちろん個別の事情がいろいろあるわけだろうから、他人がとやかく口を出すことでないのは承知のうえで、さらには今回の事故とはまったく関係のないことで恐縮しつつ、「大学入学 = 一人暮らし = 親からの自立」 といった等式はもはや成り立たない時代なのだなあ、という感慨をふと抱いた。

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