MEMORANDUM

  スイッチヒッター

◆ このサイトは、いまのところ、PhotoDiary とこの Memorandum のふたつが軸になっているように自分では感じていて、その両方を定期的に更新していくのが理想的だと思っていたりもするのだけれど、どうもうまくいかない。写真の方をやり始めると、コトバを書こうとしてもすぐにはでてこないので、あきらめてまた写真の編集に戻ってしまうし、文章を書き続けているときには、自分の撮った写真を眺めてみても、どれもつまらない写真に思えて、見るのをやめてしまう。写真とコトバでは、どうもアタマの使う箇所が違っていて、ワタシは器用にそれを切り替えることができないらしい。いまはどちらかというと、アタマが写真モードになっているので、あれこれ思うことはあるのだけれど、それがうまく文章にならない。

◆ そんなことをぼんやり考えていて、思い出したことがある。こどものころの草野球のハナシで、ワタシはスイッチヒッターだった。スイッチヒッターというのは、打つときに、左右どちらでも打てるひとのことで、定石として、投手が右投げのときは左打席で、左ピッチャーのときは右のバッターボックスで打てば、有利とされる。ところが、ワタシはたんに (ピッチャーの左右にはおかまいなく)、右で調子が悪ければ左で、左で打てなくなれば右打席に入ってみるという、きわめていい加減なスイッチヒッターだったので、なんの意味もなかった (というか、そもそも能力がなかったのだが)。

◆ そんなわけだから、最初の段落の文章を修正する必要があるかもしれなくて、写真の編集に疲れてくるとコトバを書き始めたくなり、コトバを書くのに飽きると写真をいじってみたくなるというのがホントのところ。われながら情けないハナシだが、少なくとも、やるべきことがひとつではなくて、ふたつあってよかったと思っている次第。

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