MEMORANDUM

  セミの抜け殻

◆ 空蝉といってもセミではない。蝉丸といってもセミではない。では、バルタン星人はセミだろうか? どうしてセミのことなんか書いているのかというと、

◇ 北陸から関東南部が分布の北限とされ、太平洋側では神奈川県・城ケ島付近が北限とみられていたクマゼミの抜け殻がここ数年、東京周辺でも見つかるなど、セミの生息地にも少しずつ変化が起きている。専門家は「近年続いている高温傾向がセミに影響を与えている可能性もある」としている。
news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040724/20040724a4600.html

◆ というニュースが読んだから。アメリカでも、今年は17年ゼミの「当たり年」だそうで、

〔日経新聞(2004/05/28)〕 米東部に17年ごとにやってくる「17年ゼミ」の大発生が始まり、ワシントンではセミにちなんだ商売が大繁盛している。「セミカクテル」や「セミチョコレート」を売り出すホテルや喫茶店がある一方、「私の町はセミゼロ地帯」とセミの来襲からの「避難客」の誘致に乗り出した自治体もある。
www.nikkei.co.jp/kaigai/column/20040528e3m2800m28.html

◆ と、すごいことになっている。

◇ いざセミの大発生が始まってみると、これは凄いものがありますね。数日前に、うちの娘たちの通うデイ・スクールの庭が穴だらけであることに気づいたのですが、これは、セミが土から這い出してきた穴だったのです。毎朝、娘たちを送って行くと、学校の建物の壁や庭の木にびっしりとセミの抜け殻や羽化したばかりのセミが群がっています。地面にも死んだセミやまだ飛べないセミが這っていて、スクールの先生が毎朝ホウキでセミを掃いているのです。
diary.jp.aol.com/yygczpyvnw/36.html

◆ 日本のセミは幼虫として土の中に7年いて、地上に出てからは1週間で死ぬ、と学校で習ったのか、だれかに聞いたのか、とにかくみんなそう思っている(と思う)。

◇ しばしば7年ということが言われますが、この根拠は初めてアブラゼミを卵から成虫まで飼育した時に(たまたま?)7年だったということであり、すべての(自然環境下における)アブラゼミ、まして他の種は何年かかるのかについての解答にはなっていないということでしょう。よく1週間と言われていますが、実際はもっと長いと思います。セミは飼育することが難しく、普通数日で死んでしまいまうために実際以上に短命と思われているのではないでしょうか。飼育によると1ヶ月以上生きた記録もありますし、実際私自身も3週間以上飼った経験があります。
homepage2.nifty.com/saisho/faq.html

◆ セミの幼虫のことを英語(アメリカ)では、nymph と呼ぶらしい。ニンフとはギリシャ神話の妖精のことであるけれども。

◇ Cicada juveniles are called nymphs and live underground sucking root fluids for food.
insects.ummz.lsa.umich.edu/fauna/michigan_cicadas/Periodical/Index.html

◆ では、日本ではどう呼ばれているのかというと、

◇ 全国で共通の名前は特にないと思います。ただし地方地方では様々な呼び名があるようです(こちらをご覧下さい)。セミの幼虫は地中にいるため、トンボの幼虫(ヤゴ)、チョウやガの幼虫(イモムシ、ケムシ)、ハエの幼虫(ウジ)のように人目に触れる機会が無いからではないでしょうか。バッタ類、カマキリ、ゴキブリの幼虫などにも名前がないように思いますが、これは成虫と姿形、生活様式がそれほど変わらず、幼虫、成虫を一緒くたにされているためでしょう。
homepage2.nifty.com/saisho/faq.html

◆ というわけで、「こちらをご覧下さい」を見ると、モズやら、アナゼミやら、ドンゴロやら・・・。

◆ そうそう、上のセミの抜け殻の写真のことだけど、ほんとは地面に落ちていたのを、近くの木に引っ掛けて、撮ったんだ。早い話が、ヤラセというわけ。申し訳ない。

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