◆ 京都に「青少年科学センター」という、市内の小中学生が科学の勉強をしに来るところがあって、ワタシも学校から何度か行ったことがある。そこで、温度計を作ったことがある。水銀ではなく、「アルコール温度計」だった。 ◇ 最も一般的な100℃まで測定できるアルコール温度計に入っている赤い液は,色をつけた灯油です(写真現像の暗室用に青い色をつけた温度計もあります。)。200℃まで測定できる棒温度計には,より沸点が高い軽油が入っています。メタノールやエタノールは沸点が100℃以下ですから,使えないのです。 ◆ なるほど。それはともかく、「アルコール温度計」を作ったのである。棒状のガラス管に「アルコール」を詰めて、栓をする(くわしくは憶えていない)。それから、0度のものに漬けて(なんだったのかは憶えていない)、そのときの「アルコール」の位置に線を引く。100度のもの(なんだったのかは憶えていない)に漬けて同じことをする。ついで、それらを基準にできるだけ等間隔に目盛を振っていく。これで温度計のできあがり。自分で作った温度計を家に持って帰り、お湯の温度を計ろうとしたら、あっという間に破裂した。 |