◇ みなさんも子どものころに経験したことがあると思うのですが、天井の木目や壁のシミが人間の顔に見えてしかたがない、気持ちが悪くてしかたがない、というようなことがあります。 ◇ 人間は顔が好きだ。大好きだ。見たり描いたり批評したり。 / 既存の顔だけじゃ飽き足らないのか、顔じゃないところにまで顔を見る。 / 天井のしみ、木のふし、石のくぼみ。月のクレーターまで。 ◆ 眠れない夜、天井のシミを見るともなしに見ていると、そこに突然なにかが出現して、不安になって、ますます眠れなくなる、なんてことが子どものころあったよね、とハナシかけて、キョトンとされたこと数回。あなたは? |
このページの URL : | |
Trackback URL : |