MEMORANDUM

  永観堂など

◆ 今年の正月に帰省したおり、あちこち京都見物をして、写真もいろいろ撮ったが、これはその一枚で、「永観堂幼稚園」。もちろん、幼稚園を見物に行ったなんてことはなくて、永観堂を見に行ったのである。京都は寺も立派であるが、幼稚園も立派なのだった。ホームページまであるのである。そのサイトにある幼稚園の四季の写真がまた見事で、どこの名所かと見紛うばかり。

◇ 永観堂で1番奇麗だったのは、この時は、近くの永観堂幼稚園のモミジでした。色鮮やかに紅葉していました。
www.bh.wakwak.com/~maepi3/sub16.htm

◇ この絵を描いた右側に永観堂の幼稚園があります。お迎えの車がこのあたりに駐車するんですが、高級車ばかりでした。
www1.ocn.ne.jp/~chocho/k_eikando.htm

◆ ワタシも「**寺保育園」というところに通っていたんで、検索してみたんですが、やっぱりホームページはありませんでしたね。ハナシを永観堂に戻すと、

◇ 永観は「えいかん」と読まれるが、正しくは「ようかん」と言う。私は小さいころ「ようかん堂の紅葉見に行こうか」というのを聞くといつも「羊羹堂」という文字が頭をよきってしまい、混乱していた記憶がある。
田中貴子『仏像が語る知られざるドラマ』(講談社+α新書,p.192)

◆ ・・・ハナシを永観堂に戻そうと思ったのだが、ヨウカンが出てきたので気が変わった。永観堂については「永観堂ホームページ」を。本尊の「みかえり阿弥陀」の逸話などは興味深い。

◆ で、ヨウカンといえばウイロウである(個人的にヨウカンよりウイロウが好きなだけだが)。「goo 辞書」によれば、

◇ 〔「うい」は唐音〕
(1)〔元(げん)の礼部員外郎で日本に帰化した陳宗敬が伝えたところから〕薬の一種。痰(たん)をきり、口臭を除く丸薬。江戸時代、小田原の名物として有名。透頂香(とうちんこう)。外郎薬。
(2)〔色が「外郎薬」に似るからとも、外郎薬の口直しに用いたからともいう〕菓子の一種。米の粉に黒砂糖などで味つけした蒸し菓子。名古屋・山口などの名産。外郎餅。

◆ とある。「白黒抹茶小豆コーヒー柚桜」の青柳ういろうのCMが懐かしい。ご覧になりたい方は「青柳ういろうのCM」をどうぞ。このウイロウ、子どものころはウイロと言っていて、それが本当はウイロウ(外郎)であることを知ったのはそれほど昔のことではなかった。それから、とまたハナシが逸れるが、植物のケイトウ(鶏頭)のこともケイトと言っていた。

◇ 「ケイトウ」を私の田舎では「ケイト」と短く言ってました。なので子供の頃は、この花が毛糸のように温かそうだから「ケイト」と言うんだろう、と思っていました。本当は「鶏頭」の花。鶏のトサカにそっくりなので名付けられたとか。
www003.upp.so-net.ne.jp/sukina-hana/keitou.htm

◆ そうそう、この方と同じように、ケイトは毛糸からだと思っていたのだった。それから馬喰町と神保町、これは伸ばせばいいのかよくないのか、いまだによくわからない。またまたよくわからないところに着地してしまったようで・・・。

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