MEMORANDUM

  光学ファインダー

◆ 『週刊新潮』(1月3・10日新年特大号)に、こんな記事。

◇  東京・渋谷区にある恵比寿ガーデンプレイス。皇太子ご一家が、クリスマス用のイルミネーションをご覧になるため現地を訪れたのは、さる12月21日の夕方であった。
 この日からちょうど幼稚園が冬休みに入った愛子さまの横で、皇太子さまが写真を撮り始めると、雅子さまも続けてデジタルカメラを構えて撮影されていた(写真)。

◆ この記事で気になったのは、皇室敬語というのはむずかしいなあということでも、「続けて」 は 「続いて」 の間違いではなかろうかということでもなく、写真の雅子さまがデジタルカメラの光学ファインダーを覗いていることだった。

◆ コンパクトデジタルカメラの普及にともなって、カメラの持ち方がすっかり変わってしまった。液晶モニターが従来のファインダーの代わりをするようになって、いまではファインダーを覗いて写真を撮るというこれまでのスタイルは珍しいものとなりつつある。最近の機種には、光学ファインダーがないものまであって、これではファインダーを覗こうにも覗けない。ワタシのデジカメには光学ファインダーがまだ残されているが、一度も使ったことがない。デジカメを使い始めたころは、カメラから顔を離して液晶を見ながら写真を撮るというというポーズにややとまどいもあったが、すぐ慣れた。

◆ というわけで、雅子さまがファインダーを覗いている写真を見て、やや懐かしさも感じ、また奇妙な気もしたのだった。どうしてなのだろう?

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